摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
摂食障害10年の人が
摂食障害1年の人より
《早く治る》こともあるのです。
あらかじめご了承いただきたいのは、《こともある》です。
そのため、「待っていればそのうち・・・」とは思って欲しくないです。
そして、「10年経ってから、がんばろう」と思っても、状況によっては回復がかなり難しい場合も多いです。
意外ですよねー。
でも、いろんな角度から考えていくと、ある意味納得できるかもしれません。
以下の4項目で進めていきます。
◆摂食障害の一般的な考え
◆摂食障害1年の人が、なかなか治っていかない理由
◆摂食障害10年の人が、回復していく理由
◆結局、「どうやって治るの!?」を考えた時、1番お伝えしたいこと
では、最初に、摂食障害の一般的な考え方です。
これは、私自身がカウンセラーとして活動を開始した時にも、同じ考え方でした。
摂食障害の一般的な考え方
他の病気と同じように・・・
「早ければ、早いほど治りやすい」
です。
早期発見・早期治療といわれる世の中です。
摂食障害も同じく、早い段階に見つけて、早い段階で治療を開始すること。
これが、早く治る唯一の方法だと言われています。
これは、ある意味正しいです。
当オフィスでも、発症から1年未満のクライアント様が、かなり短期間で卒業された実例もあります。
一方で、摂食障害歴が1年の方が、なかなか治っていかないこともあります。
その理由とは
↓↓↓
◆摂食障害1年の人が、なかなか治っていかない理由
きっと驚かれるかと思いますが、実は多いですよね。
基本的な間違いをしている場合もあります。
深刻さに欠けてしまうこともあります。
摂食障害よりも前から、実はいろんな症状が出ていた。
例えば・・・
・摂食障害という診断を婦人科で受けて、婦人科だけの通院で摂食障害が治ると思ってしまう。
・薬で不安が解消されると思いこんでいる。
・「軽症ですね」「プチ拒食」といった言葉で、摂食障害の深刻さを実感していない
・大学に進学すれば・ひとり暮らしすれば・・・という環境変化で治ると信じてしまっている
・摂食障害の症状はごく最近であっても、実は幼いころから身体的な症状はずっと続いていた
いかがでしたでしょうか?
もしかしたら、摂食障害の診断を受けて、かなり年数が経過している方でも、当てはまることが多かったかもしれません。
私がとても痛感しているのは、「実は幼いころから・・・」というものです。
・朝起きられない
・何があると、すぐお腹が痛くなる
・友達ができにくい
・人前だと元気でも、すぐに寂しくなってしまう・・・etc.
病気とも症状とも表現しにくい状態が、かなり長く続いていたケースが多くみられます。
こうした「幼い頃の様子」は、当時をじっくり振り返ってお話を聴かせてもらうことで、はじめて見えてくることなのです。
◆摂食障害10年の人が、回復していく理由
これは、多くの方にとって《希望》になる話題です!
10年くらいの方が、回復・卒業していく実例があります。
正直に言えば、私がカウンセリングを開始した時、ほんとうに驚きました。。。
私自身は、摂食障害歴7年です。
日本に帰国してから、診断を受けたので、「潜伏期間」「診断を受けていないけど不調な時期」は長いです。
摂食障害と診断されてからの7年でも、私は充分に長いと感じてきました。
けれど、お会いするクライアント様の中には、私自身の経歴より長い方が何人もいらっしゃいました。
そうした経歴の長いクライアント様たちが、回復・卒業されていく姿は、本当に計り知れない感動があります。
同時に私は彼女たちからたくさんのことを学ばせていただいています。
そこで、摂食障害歴10年の人が回復していく理由をまとめました!
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