公認心理師の受験勉強:問題集と勉強法《その2》

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

公認心理師の試験勉強、真っ最中です。
勉強記録や、日々の試行錯誤をリアルタイムで更新しています!

・2020年の試験に向けて勉強中の方
・公認心理師という資格が気になる方
・社会人の勉強法について悩んでいる方・・・etc.

などに、参考になればうれしいです^^

あたらしい問題集の購入前、無料サンプルがオススメ

その1では、問題集を変えるという一大決心をしたところまで書きました。

公認心理師の受験勉強:問題集と勉強法《その1》

SNS上で好評コメントをよく見ていたので、『公認心理師要点ブック+一問一答』(通称:ペンギン本)は、気になる存在でした。

ぺんぎんとは、この子(笑)。

すぐに購入する前に、無料サンプルで読んでみました!

理由は、友人から教わった「本の読み上げ機能」がかなり習慣化していたからです。

無料サンプルを手に入れる方法を、アマゾンのサイトでカンタンに説明しますと・・・

1.Kindle判(電子書籍)を選択

2.「無料サンプルを配信」が表示される

3.「無料サンプルを配信」をクリック

4.自分のスマートフォンなどのkindleアプリに、無料サンプルが届いています!

無料で読めるページ数は、限られています。
でも、私の頭の中で1番整理がつかず困っていた「心理学史の流れ」は、ペンギン本では図解されていました!!!

この図解が、いい意味で衝撃的だったのです。
その後、しばらくの間、勉強時間のはじまりには、かならず白紙の状態からこの図解を自分でかけるように、訓練していました。

これは、本当によかったです。

心理学史の図解に感動した私は、ペンギン本の購入を決め、紙の本を購入しました。でも、実際に紙の本で、勉強するのはもう少し後になります。

2019年9月13日:第2回の合格発表日に、新たな決意をする

13日の金曜日に合格発表なんて・・・という声がちらほら(笑)。

そーですよね!とはげしく共感しながら、合否の報告がとびかっているSNSに、1年後の自分を重ね合わせながら、一緒にドキドキしていました(笑)。

公認心理師の受験を昨年見送っていた理由の1つは、「情報がどこにあるのか、さっぱり分からなかったから」です。

でも、SNS上に最新情報が1番たくさんあるのかもしれない、という手ごたえを感じるようになりました。

そこで、自分の中でSNSを公認心理師の勉強アカウントとして、位置づけをし、フル活用していく決意をしたのでした。

公認心理師の勉強法に、さまよう日々

公認心理師の情報がほぼゼロだった時から、いろんな情報が入ってくるようになったのは、大きな変化であり、進歩だったと思います。

ですが、勉強法について、どんどんさまよっていきました・・・

・過去問だけで合格しました!という方
・通信講座を聞き流すだけで合格!という方
・現認者講習会テキストは不要という方
・現認者講習会テキストを●回読んでよかったという意見
・試験対策ではなく、いろんな教科書で深く勉強するべし!という意見
・勉強したのに、2年連続不合格、という方・・・etc.

いろーんな意見がありました。
もちろん、一人一人経歴もちがえば、年齢もちがいます。
今の状況(勤務形態・家族の有無・介護の有無・・・etc.)もぜんぶ違います。

でも、●●だけで合格!という言葉は、とても魅力的で、「そんな風に合格したい!」とおもう一方で、合格率がとても気になっていました。

第1回:79.1%
第2回:46.4%

シーーーーン・・・・という静けさだけが、心に広がっていきました(涙)。
そこで、分野は異なるものの、自分の受験生時代を振り返って考えてみることにしました。

学生時代の受験勉強を振り返ってみる

私は、高校3年生からカナダに単身留学し、大学卒業後、日本に帰国しました。
日本の大学受験は経験していません。

そのため、自分が振り返りとして活用できるのは、高校受験・大学院受験の2つになります。

◆高校受験の勉強法を振り返る

学習塾に週2~3回通っていました。

私の勉強好きがはじまったのは、この塾のおかげです!

取り組んでいたことを挙げるなら

・塾の授業
・塾の問題集
・学校のプリント(中学は地元公立中学)
・通信講座(ちょっとマイナーなポピーをやっていました)の一部

という感じだったでしょうか?

記憶が曖昧ですが、夏休み・冬休みは、朝6時に起きて、塾の講座に行く以外は、ずーっと自宅で勉強していたと思います。

とにかく書く!
とにかく沢山解く!
きれいなノート作りは一切やらなかったですが、覚える時は書きなぐるように、ひたすら書いていました。

熟の授業では語呂合わせなど、たのしいことが多かったので、それはフル活用。
さらに、何かを覚える時は、単語カードをよく使っていました。

中学卒業まで、学校ではずーっといじめられていました。
一方で、塾では他の中学の友達がたくさんできました。

なので、学校では息をひそめて過ごし、エネルギー消耗も最小限につとめていました。
学校が終わった時間から受験勉強だったように思います。

まとめると、高校受験はひたすら量をこなす、ということを愚直なまでにやり続けたといえると思います(笑)。

◆大学院受験の勉強法を振り返る

私の場合、ちょっと特殊な事情アリの大学院入試の勉強でした。

1番目は、日本語があやしくなっていたから。
2番目は、カナダ在住で、情報が限られていたから
3番目は、受験の常識から離れすぎていたから

ホント大変でした!

臨床心理士を目指して、日本の大学院に行こう!
こう決めたのは、留学の途中でした。

いつでもどこでも、いきなり思いたつのは、今も相変わらずですが、その時は国も言葉もちがう中で、思い立ってしまったのです(汗)。

心理学をゼロから学びはじめたのは、カナダに留学してからです。
すべての専門用語は、英語。
すべての心理学者の人名も、英語。

日常会話の日本語もあやしい中、心理学を独学で日本語で学び直す、という苦行がはじまりました。。。

問題集も何を使ったらいいのか分からず、

高校時代の親友の彼氏のセンパイという、とんでもなく遠いつながりの方が、大学院生でとてもとても親切にいろんなことを教えてくれました。

メールで、教科書一覧を分野別にして送ってくださったのです!!!

その一覧をもとに、ネットから注文し、名古屋の実家に届く(もしくはセブンイレブン受け取り)ようにして、実家からカナダに送ってもらいました(なんて、時間のかかることを・・・・)。

カナダの大学では、勉強がとてもハードでした。
毎日毎日、図書館・授業・家の三か所だけの生活。
その上で受験勉強が、しかも日本語ではじまってしまったのです!

今でも覚えているのが「夜10時にはじまる受験勉強」。

もうクタクタ。
でもやるしかない。

書けない漢字ばかりで、泣かされながら、入手した限られた問題集・教科書をひらすら読んで書くを繰り返してしました。
途中、一時帰国した際、過去問の閲覧をしたように思います。

そこで、和訳・英訳の訓練は、自分で書いてみて、自分で答え合わせをしたり、教育学という未知の学問には教科書を一応読んだけど・・・・という状態でした。

卒業して、日本に帰国したのは、大学院入試の1ケ月前。

実家で暮らしながら、真夏の日差しものも、図書館に自転車で毎日通っていました。
毎日通うものの、1日置きに、「勉強ができない日」がやってくるようになりました。

勉強しよう!と思うと気持ち悪い。
勉強しよう!と思うとクラクラする・・・etc.

受験当日まで、とにかく漢字がかけるようになるか心配で心配で、ひたすら「書く練習」をしていました。

まとめると、大学院入試の勉強法は

・限られた教科書・問題集を使い倒す
・ひたすら書く
・何もかも独学

でした。

カナダ留学6年で、浦島太郎状態でしたので、滑り止めを受ける・予備校にかよう、という発想すらまったくありませんでした。。。

過去の勉強法からの気づき

上記のように、過去の勉強法をイロイロ振り返って、1番気づいたこと。

それは、「●●だけやって合格!」という人を、私は頭のレベルがちがう、ということ。

いつも相当な勉強量をこなして、ようやく並になること。
並以上を目指すなら、すんごく勉強することが必要な人、ということでした。

この気づきで、「カンタンに合格する方法」を探る時間は、キッパリと捨てました。
カンタンではなくても、今の自分が確実に合格するために、やれるだけのことはやり尽くす!
そんな覚悟ができた時でもありました。

さらに、過去の受験生時代と大きくことなるのが、

・仕事あり
・自炊あり(カナダで自炊でしたが超・節約生活でした)

という2つでした。

こうしたことの両立が、その後もずーっと大きな課題になっていきました。

まずは過去問!というアドバイス

まだまださまよい続ける中、SNS上ではホント皆様が親切で、優しくアドバイスを書いてくださいました。

何から手をつけていいか分からない・・・という私に、複数の方から、「まずは過去問!」というアドバイスをいただきました。

そこで、第1回&北海道試験(追加試験)をプリントアウトして、スタバで解く、という生活が始まりました。

過去問のやり方も様々で、私は今も試行錯誤している部分があります。
とりあえず、この頃に取り組んだ方法は、以下の通りです。

1.午前分だけ、ざーっと解く
2.丸バツをつける
3.一旦休憩
4.バツだった箇所や「?」のところは解説本を読む

という「1~4」を、別日に午後の分をやる、という方法でした。

でも、これで「分かったつもり」になっていたことは、最近(2020年1月)に判明していくのでした。。。

現認者講習会テキスト購入

現認者としての受験(いわゆるGルート)の場合、現認者講習会の受講が必要です。

そのためのテキストは、事前に各自で購入する必要があります。
(会場によっては、当日販売もあるみたいです)

このテキストが・・・
ぶあつい。。。
分かりにくい。。。

淡々と、ずーっと。
びっしりと、ずーっと。
書いてあります(涙)。

私が現認者講習会を受講したのは、11月末からの4日間でした。
それまでに、一通りは読みました。

勉強場所さがし:カフェと大学図書館


勉強場所さがしは、結構ながく続きました。
2019年11月中旬くらいまで、かなりイロイロ見学に行ったり、問い合わせたり。

利用した場所をあげていきます。

◆スターバックス

勉強を開始したばかりの頃は、かなり多用していました。

でも、食べるものに飽きたり、トイレに不自由したり、混雑していたり。。。

いろんな理由で、だんだん足が遠のいていきました。

◆大学図書館

ココは静か!!
しかもコンビニもある!
買ったものを食べられるスペースもある!

ということで、とても好条件がそろっていたのですが・・・

・遠い
・日曜や大学の休暇中は、閉館

という理由から、あまり行かなくなってしまいました.

◆コワーキングスペース

個室ではないものの、単発利用できるところをみつけました。
土日不可など、いろいろ制約はあるものの、今後も時々利用しようと思っています。

コワーキングスペースは、名古屋市内にはいろんな会社が開設していますよね。

自分のオフィスを持たない起業家がレンタルオフィスを設けたり、移動が多い方のための会議室・作業場所になっています。

その他、コワーキングスペースを月契約しようかとても迷いましたし、有料自習室で固定席を摂ることも魅力に感じました。

ですが、結果的には、長期契約しなくてよかったと思っています。

2020年1月現在では、過去問に取り組む時、複数の解説本や問題集と見比べる作業を大切にしています。
そのため、ぜんぶ持参するとなると、かなりの大荷物になってしまいます。

今は、基本的には、自分のカウンセリングオフィスか自宅で、勉強しています。

現認者講習会前:ブログのスケジュール化を開始

現認者講習会の前、とても緊張していました。

欠席不可
遅刻不可
4日連続・・・etc.

ふだんから月末はイロイロ忙しいのに、そのタイミング。。。

そう思い、仕事のほうも見直さなければと思いました.
その1つとして、このブログを、いつ書くか?というスケジュールをエクセルで作ることを開始しました。

1.エクセルでカレンダーみたいな表をつくる
2、日付の下に、ブログの日付を書く
3.ブログを予約投稿したら、表から数字を消す

これまでも手帳に書いていることはありましたが、他の予定とごちゃ混ぜになり、上手くいきませんでした。

このエクセルを取り入れた方法は、とても見やすくなり現認者講習会が終わった後も、活用しています。

受講前は、緊張していた現認者講習会でしたが、実際はかなり楽しかったです!
その話も含め、その3につづきます。


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