【ご質問】摂食障害の「治りたい気持ち」を引き出す声掛けとは?母親の役割とは?


摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

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ただし、いただきましたご質問から、こちらの判断で言葉を補ったり質問の内容を一部修正したりしていることをあらかじめご了承ください。また全ての摂食障害の方に当てはまるとは限りませんことも、併せてご了承ください。

◆メルマガ読者さまからのご質問

治りたい気持ちを引き出す為の声がけはどんな声がけをするの?
家族、母親の役割って?

◆「治りたい言葉がけ」の前に

まず、すべての摂食障害の方が「治りたい」という気持ちをもっています。

長期化していたり
治そうという行動が見られなかったり
「治りたくない」と言葉で言っていたり

そんな様子から「あの子は、治りたいと思っていないのね」と勘違いされるお母様方が多いです。

けれど、「心の奥底」の気持ちを言葉で出しているかどうかは、別です。

まずは、「治りたいと思っているはず!」とお母様自身が思っていきましょう。

摂食障害の心に響く言葉とは?

お母様の心から湧き上がる、本音本心こそが、もっとも響く言葉です。

ですが・・

摂食障害をただしく理解した上での本音本心です。
ココが大事です!

間違った理解
勘違い
思い込み・・・etc.

によって生まれる言葉は、もちろん摂食障害のお嬢様を傷つける言葉になりかねません

だからこそ、「言葉がけ」を考える時は、

1.摂食障害の正しい理解

2.お母様の心が変わる

3.心から湧き出る本音本心

という順番を意識していきましょう。

摂食障害の回復のために、ご家族の役割とは?


ご家族の役割とは安心安全を提供することです。
同時に、安心安全とは、家の中を遊園地にすることではありません。

ココの区別をはっきりとしていきましょう。

例えば骨折して病院に入院しているとします。

入院中の環境は、安心安全と言えることと思います。

何かあったらすぐに医療者が来てくれる。
ナースコールを呼んだら来てくれる。
適切な治療と適切な休養を与えてくれる。

けれど、早く病院から出たいと思うのではないでしょうか?

早く自分で歩きたい
早く買い物に行きたい
早く遊びたい
早く走りたい

つまり、摂食障害の回復のために必要な家庭の役割とは安心安全を提供することですが、

同時に【早く外に出たい】と思わせる場所でなければいけません。

続きは、2月15日(土)20時メルマガからお届けします。
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