【過食症】夕飯を食べたのに過食する理由とは

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

今回のブログ記事は、

・過食の原因がよく分からない方
・拒食と過食はちがう!と思っている方
・過食を始めるお嬢様を見ていられないお母様

などに役立つ情報をお届けします。

拒食でも過食でも、多くの方が抱える悩みが

《食後のそわそわ》

です。

普段、過食に悩む方は、《食後のそわそわ》が、過食につながるケースが多いです。

今回は、【3つ】の視点から考えてみます。

(1)「満たされないもの」を知ろう。

お腹はいっぱいなのに、
なんか満たされない

たくさん食べたはずなのに
もっともっと食べたい

これは、摂食障害に悩む方には、とても多くみられる状態ですが・・・
一体何が、足りないのでしょうか?

もちろん、栄養学的にみて、栄養不足の場合もあります。

ですが、摂食障害は心の病気ですから、心をみてくことがとても大切なのです。

今、心の居場所はありますか?
今、あなたの生き方に満足していますか?
周りの顔色ばかり見ていませんか?

上手くいかないと、
いつも人のせいにして

上手くいかないと、
いつも「逃げる」「投げ出す」を選択して

何もかも楽しくないから
悲劇のヒロインになってしまう・・・

摂食障害に悩む方には、とても良くみられる傾向です。

だからこそ、拒食・過食を治すには、《生き方》を見直すことなのです。

あなたが、「やりたい」と思えること。

上手くいっても・行かなくても
あなたが満足できる生き方。

今すぐには見つからなくても
「見つけよう」としてみてください。

目先の《拒食・過食だけ》を、解決する方法なんて、ホントは無いのではないでしょうか?

(2)食べるのも喋るのも《同じクチ》、という考え方

上記の内容とも重なりますが・・

言いたいこと、言えていますか?

摂食障害は、クチに表れる病気ですよね。
別の役割として、クチが上手くいっていないから、
クチに症状が出るのです。

「別の役割」とは、話すこと。

暴言ではなく
泣き叫ぶのでもなく

言いたいことを、その時々に、そのままの感情をちゃんと言えていますか?

あなたの意見が、周りと違ってもいい。
あなたの意見が、周りから認められなくてもいい。

それでも、あなたは、あなたの心を守るために、
あなたの意見を持つことが大事なのです。

(3)「疲れた」に正直になろう

過食をガマンすることも
カロリー計算に縛られることも

「疲れた」のですよね??

もっと言えば、
学校に行くことも
仕事に行くことも
まわりの人に合わせてニコニコすることも
「疲れた」のですよね??


心が疲れて
でも、心の声を無視して
誰にも言えないと

どこかで吐き出したり
疲れた心で消耗したエネルギーを補給しなくてはいけません。

過食することで
大量のエネルギーを取り入れようとしているのではないでしょうか?