摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
過食嘔吐って、どうしたら吐かなくなるの?
摂食障害の治り方って、どうしたら見つかるの?
治った人って、ホントにいるの?
そんな疑問を抱えている方に、役立つ情報をお届けします!
摂食障害のご本人様だけではなく、ぜひご家族で「治り方」を実感してください。
病院・カウンセリングに行っても治り方が分からない理由
過食嘔吐って、どんなふうに回復していくの?
そんな疑問は、とてもよくあると思います。
ですが・・・
病院に行っても、そんなこと言い出せなかったり、カウンセリングに通っても「心が落ち着いたら・・・」など漠然とした言葉しか返ってこなかったり。
「なんだかなぁ~」という気持ちになりがちですよね。
私自身は、過食嘔吐を含めた摂食障害の経験者です。
そして、摂食障害専門カウンセリングとして、摂食障害のご相談だけを重ねてきています。
そんな経験があるからこそ、「治り方」や、多くの方が経験していく「変化のカタチ」がお伝えできると思っています!
では、実践編として理由を2つ挙げます。
1.「痩せた身体」への優先順位が変わる
高カロリーの食事でも「吐きたい!」という気持ち自体が沸かなくなる理由。
その1つが、自分の中での優先順位が変わることです。
太ることがぜったいに許せない時期、
ふつう体型になることが何がなんでもイヤな時期。
それは、「痩せた自分でいること」が、最上位にある状態です。
心が変わっていくと同時に「痩せた自分」の優先順位が、入れ替わっていくのです。
痩せていても、やりたいことが出来ない。
痩せすぎで、「大丈夫?」と心配されると仕事を任せてもらえない・
痩せているだけで、周りとなんとなく距離が出来てしまう。
そんな中で、やっぱり体力が必要かも。。。という想いが芽生えてくるのです。
すべてに体力が必要です!
痩せすぎ、太り過ぎが身体に良くないのは、もっともな話ですが・・・
それ以上に、仕事をするなら1番大事なのは体力です。
頭じゃなくて、体力です。
たぶん、体力の次に大事なのが、見た目です。
見た目の次に必要なのが、頭です。
これはホント私の経験談であり、持論ですが・・・
改めて順番にすると
1.体力
2.見た目
3.頭
体力がないと何もできません。
見た目が大事っていうなら、やっぱり痩せていなくちゃ!と思うかもしれません。
でも、ぜーーーんぶ含めて見た目なのです。
足のつま先から、頭のてっぺんまで、です。
つまり、モノや他力をフル活用できるところが大きいです(笑)。
足は、靴で。
身体全体は、服。
顔は、メイク。
髪の毛は、美容院。
歯は、歯医者さん。
爪は、ネイルサロン。
それぞれを、より詳しく書いて行くと・・・
靴は、サイズを測定して購入すれば、足にイイ靴で、見た目もイイ靴が手にはいります。
服は、ファッションコンサルを受講したり、お店で相談して購入すれば、見た目がイイ服が手に入ります
メイクは、メイクレッスンで習いましょう。自分に合ったメイクで、見た目がイイ顔が手に入ります。
髪の毛は、美容院の選び方にも、美容師さんにイロイロ教えてもらうことで、見た目がイイ髪が手に入ります。
歯は、かかりつけの歯医者さんでクリーニングをしましょう。あとは歯の矯正もすれば、見た目がイイ歯と口元が手に入ります。
爪は、きっとネイルサロン。。。こればっかりは、私は未経験なのでなんとも言えません(笑)。
なので、「見た目」の部分は、モノを使い、プロから習ったりお世話になったりすれば、相当かわります。
歯の矯正中の私から、実感を込めてお伝えしています(笑)。
2.食べてすぐ太るわけじゃない、が腑に落ちる
これは、普通に食べ始めたはずなのに、止まらなくなって、過剰に食べてしまい、過食する・・・というタイプの過食嘔吐の方に言えることです。
注意:「吐きたい!」という気持ちで始まる過食嘔吐なので、ちょっとちがうタイプの方もいます。ちなみに、私はこっちでした。
美味しいと思って食べた。
でも、たくさん食べちゃった。
で、怖くなる。
吐かないと太ってしまう!
という勢いだったり、
食べている途中で
「もう、食べちゃえ!」
「どうせ吐くんだから」
とスイッチが入り
吐く前提で食べ続けてしまう・・・
という方の場合
「今食べても、今すぐに何もかも体脂肪になるわけじゃないよね」
という事が、腑に落ちていくと、「食べ過ぎちゃったけど、吐くのは辞めよう」という頻度が増えて行きます。
これが回復中の状態です。
では、どーしたら、こうした「頭で分かっているはずだけど、腑に落ちないこと」が、「腑に落ちた」状態になるのか?
コレが、結構おおきな課題ですよね^^;;
「腑に落ちる」までは、繰り返し繰り返し、カウンセリング等の場面で話し合うこと。
・どうして、「分かっていても出来ない」になるのか。
・どうして、自分のこだわりは消えないのか。
さらに、
・痩せに何の価値を見出しているのか。
・摂食障害のままで居続けたらどうなるのか。
シビアな現実も含めて、専門家と繰り返し繰り返し話し合うことだと思っています。
・・・
どんな時も忘れないでいてほしいのは、「摂食障害は治る病気」」っていうことです。
当たり前に食べて寝て、時に食べ過ぎて(笑)・・・という日が再び戻ってきます。
今がどんな状態でも、治る病気っていうことだけは、忘れないでいてくださね^^
そのためにも、1日も早く相性の良い医師・カウンセラーと出会っていってください。
単発相談は、こちらからどうぞ。