カウンセラー中村綾子です。
・起業したいけど迷っている方
・残業ばかりでヘトヘトになっている方
・起業には何から始めたらいいか分からない方
などに向けて役立つ情報をお届けします。
今回は、摂食障害専門カウンセリングでよくいただく声です。
同時に「起業したいけど・・・・」と思っている働き女子も大勢いらっしゃることと思います。
そのため、カウンセラーとして起業して、まもなく8年目になる私から、当時の気持ちを振り返りながら書いていきたいと思います。
起業って怖いモノ?
私の場合、就職活動に全敗したので、、、、他に「働く方法」が無かったです。
アルバイトであれば、仕事を見つけることはできたかもしれません。
でも、この先ずーっと続けていく仕事としてはアルバイトは考えられなかったのです。
私にとって起業とは、他に働く方法が無かったので、「唯一、残された道」でした。
怖いとか
怖くないとか
そういうことを考えるよりも、
自分で自分の仕事を作るしかない。
自分ひとりでやる仕事なら、どうにか働けるかもしれない・・・。
そんなかすかな希望でした。
起業はゴールではない。
起業っていう言葉そのものに、憧れを抱いたり、きらきらしたイメージを抱く方が多いかもしれません。
でも、起業はゴールではありません。
起業とは、「業」を「起こした」だけ。
つまり、何かを始めただけ。
始めるだけであれば、税務署に行って開業届を出すだけですから、誰でもいつでもできることです。
大事なのは、起業に夢を抱かないこと、これは全然ゴールではない、という意識を持つことではないでしょうか?
何かを始めるよりも
始めた何かをやり続けることのほうが、ずっと価値があることですから。
起業とは、誰かの唯一無二の存在になること
好きを仕事に!
こうしたキャッチフレーズはよく耳にすると思いますが・・・
果たして「好きなこと」が世の中で需要があるかどうかは別問題です。
需要があっても、同じようなことをやっている人が大勢いたら、「お客さん」にとっては、「どこも同じ」になりかねません。
起業する上で大事なのは、「誰かの唯一無二の存在になること」です。
私の摂食障害専門カウンセリングという仕事は、ホントにありがたいことに、現代のコロナの影響をほとんど受けずに、クライアント様からお申し込みをいただいています。
「カウンセラー」という人は、無数にいます。
摂食障害の経験者カウンセラーという人も、実はたくさんいます。
でも、
小学生の頃からカウンセラーになると決めて
高校3年からカナダに留学し
カナダの大学で心理学を学び
日本の大学院に進学し、
摂食障害を発症し、
転院10回経験し、
摂食障害を克服し、
毎日ブログとインスタを更新して
自分のオフィスを持って働いているカウンセラーは
やっぱり他にいないと思っています。
決して、私がスゴイのではなく、起業した人(起業したいと考えている人)が、自分には何が出来て何を提供していくことが「唯一無二の存在」になれるのか、深堀していくことが必要なだけだと思っています。
「唯一無二の存在」になった時、仕事は安定して、ますます「好き」になっていくのですから。
働き方は、生き方に通じる。
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