「治りたくない気持ち」「治るのが怖い」が増える時期

カウンセラー中村綾子です。

・摂食障害のお嬢様を持つご家族
・体重が増えてパニックになっている方
・治るのが怖い・このままでいいと思っている方

に向けて役立つ情報をお届けします。

治りたくない気持ち
治るのが怖い気持ち

今、9月末ですが・・・
ちょうどこうした気持ちが増えるタイミングみたいですね。

理由は、夏が終わったから。
そして、10月を迎えるということは、年末もみえてくるから。

年が明けたら・・・
今年度が終わって、4月が来てしまう。

そんな不安を感じ始めるタイミングではないでしょうか?

治りたくない気持ち
治るのが怖い気持ち

こうした気持ちを持っていてもいいけれど
私は現実を見ることをオススメします。

・10年20年先も、このままでいいの?
・ストレスがたまったら、食べて吐いて・・を繰り返していたい?
・ずっと両親に養ってもらえる?生活は大丈夫?

私は、まだ摂食障害が治りきっていない頃、父が定年退職しました。

我が家は、母が専業主婦です。

そのため、

定期的に入ってきたはずの「父の給料」が無くなるんだ・・・という想いで、血の気が引いていきました。
だからといって、翌日にすべてが治った!とは言えません。

それでも、

「あ、このまま摂食障害でいるわけにいかないんだ」と思いました。

・ちゃんと働かないと!
・働けるために、ちゃんと治さないと!
・どこかからお金が入ってくることが無くなるんだ。。。

とてもとても怖かったけれど、年齢的にもそれが現実でした。

当時の私にとって、「治ることが怖い気持ち=社会に出るのが怖い気持ち」でした。

なので、働き方を必死に考えて、たどり着いたのが、個人で働く、という生き方だったのです。

摂食障害専門カウンセリングが「働き方」にチカラを入れる理由