体重差0.5kgでキレる主治医

こんにちは。
中村綾子です。

今も、体重計には、気が向いたら乗っています。

ちょっとずつ変動します。

けれど、何を食べても、2kg以内でおさまっているんですよね。

今は、「体重は変動するもの」という意識があるから、あんまり一喜一憂しなくなりました。

でも、摂食障害に苦しんでいた頃は、目の前の体重の数値が全てでした。

ガリガリに痩せていても、ほんの少しでも増えることは、とてつもない恐怖がありました。

大学院に復学したい。

当時の私をささえていたのは、それだけだったかもしれません。

半年の休学が終わるころ、大学病院の主治医が決めた「大学院に行ける体重」になりました。

そのタイミングで、インフルエンザにかかってしまい、その後2週間寝込んでしまいました。

そして、体重が2㎏減りました。

その後、体重も少し戻ったものの、「大学院に行ける体重」から0.5㎏下回る日々が続きました。

ある日の診察で、それが主治医にバレてしまいました。

その瞬間、ものすごくキレました。

「平気でウソをつくような人に、臨床心理士になる資格なんてありません!」

「そんな人に、薬なんて出したくない」

数々の叱責の言葉を浴び、私も、大泣き。

そして、自暴自棄になりました。

もちろん、この主治医との治療関係は崩壊し、再び転院しました。

・・・

体重って、何でしょうか?

一時的な〇キロに、どれほどの意味があるのでしょうか?

もちろん、超・低体重のまま動きつづけることは、命の危険が伴います。

けれど、0.5㎏の差には、どれほどの体力的なちがいがあるのでしょうか?