摂食障害が治る前兆とは?

摂食障害はどうやって治っていくの?
治った人は、どんな「治り方」をしたの?
回復しているのか、悪化しているのか、よくわからない・・・

こんにちは。
カウンセラー中村綾子です。

私は摂食障害専門カウンセラーとして、7年半、とても沢山の摂食障害のご本人様・お母様にお会いしてきました。

また、私自身が、摂食障害(拒食・過食・過食嘔吐)の克服経験者です。

これらの経験から、「治る前兆」はハッキリわかります^^

同時に、「コレって、良くなったことかも!?」と勘違いしやすい状況も熟知しています。

まずは、勘違いしやすい状況からお伝えします。

摂食障害の回復と勘違いしやすい3状況


(1)入院して体重が増えた
(2)暴言を吐くようになった
(3)「アレ買って、これ買って」と欲しいものの欲求が増えた

いかがでしょうか?
同じような勘違い、していませんでしたか?

まず、1つずつ解説していきます。

(1)入院して体重が増えた


コレは、自主的に食べるようになったのではなく、入院という強制的な「環境」だったから食べるようになったという場合がほとんどです。

食べないと、他の治療が増える。
目標体重に達しないと、制限が増える。
体重●kgにならないと、退院が許可されない。。。

といった「環境」の中で、体重が増えたことは、摂食障害のホントの回復とは言い難いです。

*もちろん、命のキケンがある状況では強制的な治療は必要です。

(2)暴言を吐くようになった


言いたいことを言おう。
言いたいことが言えるようになろう。

これが回復に必要なことは、ホントです。
けれど・・・「暴言」の場合、ホントに「言いたいこと」なのかどうかは、ギモンです。

つまり、それだけでは判断できかねる、という意味です。

問題は、言葉の中身です。

摂食障害の方の中には、コミュニケーションスキルが未発達で、年齢だけ重ねてしまっている方も多いです(だから、言えずに拒食・過食という表現をしてしまう)。

未発達・経験不足の場合、時間をかけて言葉によるコミュニケーションが上達していきます。
そのため「暴言」が、コミュニケーション上達の「途中」なのか、それとも異なる方向に行っているのか、これは見極めがとても難しいです。

こうした見極めに困っている場合は、ぜひ専門家に相談してください
当オフィスの単発相談は、こちら

(3)「アレ買って、これ買って」と欲しいものの欲求が増えた


コレ、要注意です。
そして、禁止しないといけない場面も実は多いです。

モノで心は満たされないからです。

ご家族としては、

・これまでガマンさせてしまった
・これまで厳しくし過ぎてしまった
・これまでさみしい思いをさせてしまった

だから・・・
少しくらい・・・
欲しい物を買ってあげてもいいんじゃないか・・・

そんなふうに考え、「欲しい」と言われるとついつい買ってあげてしまう。
その時、お嬢様が喜んで笑顔を見せてくれると、ますますご家族のほうも「いいこと」をしているような気分になってしまうのです。

ハッキリとお伝えします。
「アレ買って、これ買って」というモノへの欲求は、摂食障害の回復ではありません。

何よりも先に、摂食障害の正しい治り方を身に着けていきましょう。

では、摂食障害の治る前兆とは?


ココまでお読みいただいて、「勘違いばかりしていた・・・」とお気づきの方も多いのではないでしょうか?

勘違いに気づくことは、回復には必要なことです。
何が勘違いで、何が「治る前兆」なのか、その区別をしていきましょう。

そして、「治る前兆」とは?

行動より、言葉です。

これまで、必死にやり続けてきた行動は、イロイロあると思います。

・毎日毎食のカロリー計算
・毎日の強迫的な運動
・過食衝動で、時間を問わずコンビニに走る・・・etc.

こうした行動について、「●●●●●●」と感じるようになるのです。
もしくは、「●●●に思う」とも言えます。

ひらがな6文字または4文字です(笑)。
ぜひ、クイズに答える感覚で考えてみてください。

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