公認心理師試験はどんな人が受験するの?
受験資格を得るにはどうしたらいい?
受験資格さえあれば、いつでも受験できる?
今、「公認心理師」という言葉を聞いてそんなふうに思っていませんか?
こんにちは。
カウンセラー中村綾子です。
私は第3回公認心理師試験を初めて受験し、合格しました!
勉強法についての本も出版しています。
↓↓↓
『公認心理師試験ホントに受かる勉強法』、目次はこちらからご覧いただけます。
私が受験したのは第3回試験でしたが、実は第2回試験でもホントは受験資格がありました。
でも・・・見送っていました。
理由は、
よく分からなかったから
ただそれだけです。
分からないなら調べればいい!という声が聞こえてきそうですが、公認心理師という資格そのものが新しいため情報収集は結構むつかしいのです。
そこで、今回はいろんな方に公認心理師という資格を知ってもらい、受験資格について広めていきたいと思い、ブログでお届けします。
心理職以外でも、受験資格があるかも!?という人は
ここでいう「心理職」とは、カウンセリング業務をしている人、という意味で使います。
直接のカウンセリングを行っていなくても、公認心理師試験の受験資格が認められる場合があります。
たとえば・・・
・看護師
・作業療法士
・鍼灸師
・言語聴覚士
・理学療法士
・教員・・・etc.
上記の資格は、私がSNS上(またはリアル)で見聞きした「心理職以外の国家資格」を持った人で、公認心理師試験を受験し合格された人達です。
国家資格『公認心理師』の試験には、さまざま領域で働く人が受験しています!
実務経験証明書の分野施設コード一覧に、自分の職場がどの施設に該当するのか調べることができます。
まずは心理研修センターHPで受験資格について調べてみてください。
*上記のコード一覧は、受験の手引きデジタルブックでご確認ください。
現任者受験(Gルート)は第5回公認心理師試験まで!
時々、こんな声をいただきます。
「今、忙しいから、公認心理師試験の受験はもう少し落ち着いてから・・・」
「●●試験の勉強をしているし、そっちが受かってから公認心理師試験を受けよう」
あの。。。
現任者としての受験(いわるゆGルート)は、第1回公認心理師試験から第5回公認心理師試験までの期間限定の話なんです!!!
第4回公認心理師試験は、2021年9月予定
第5回公認心理師試験は、2022年7月予定
となっています。
*スケジュールはこちら(2020年8月に発表されたものです)。
現任者の場合、受験前に、現任者講習会を受講されることが必須となっています。
(書類に修了書が必要です)
そのため、私の知る限りでは、これから準備をスタートされる場合は、第5回試験の一発勝負になります。
*詳細は各自でご確認ください。
公認心理師試験は情報戦!今から「受験の手引き」デジタルブックをダウンロードしよう!
上記の通り、情報がなくて受験資格があるはずなのに気づいていなかったり、受験が期間限定であることをご存知なかったり・・・公認心理師試験は広まっていません。
たしかに、受験資格のルートは、計8ルート(A,B,C,D1,D2,E,F,G)あり、理解するのがきわめて難しい・・・というのが現状です。
第1回~第3回の受験生の多くが、Gルート受験です(第3回公認心理師試験は7割以上がGルート)。
合格者であっても他のルートについては、詳しくありません。そのため、詳細についての説明できない・・・ということが多々あります。
さらに、冒頭でもお蔦えしました通り、様々な「心理職以外のお仕事についている方」にも受験資格が認められる可能性がありますが、書類の準備にはかなり気を遣うところだと思います。
同じような経歴(職歴)の方をネット上またはリアルでつながり、そうした方から直接教えてもらうことがベストだと思っています。
そのためにも、今のうちに受験の手引きデジタルブックをプリントアウトしておきましょう。提出書類の中で準備できそうなもの・必要なものを書き出しみるといいと思います。
第4回公認心理師試験用のデジタルブックが公表された後、あらためてプリントアウトして再チェックされることをお勧めします。
ちなみに私が受験書類として提出したもの一覧は、こちらのページに記載しています。送付状も全文を載せてありますので、ぜひご参考にしてください。