アルバイトで「治っていない」と実感した経験談

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害真っ最中の頃、
「どうやったら治っていくんだろう?」という疑問と共にもう1つの疑問がありました。

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「治っていく道すじって、どんなふうだろう?」でした。

どんな変化が起こって
どんなふうに感じるようになるのか。。。

また、「治ってきたかも!?」と思えることと、
「まだまだ治っていないんだぁ・・・」と感じることは、同時発生するものかもしれません。

今回は、1つのご質問から「治っていない」と実感したことに
焦点を当てて取り上げます。

以下は、1つ前のブログ記事と同じご質問を、
改めてご紹介させていただきます。

*ブログ回答は、私の個人的な経験とカウンセリング方針に基づいています。
*全ての方に当てはまるとは限りませんので、予めご了承ください。

◆メルマガ読者さんからのご質問◆

中村先生も、塾の講師をしていた頃の生活から、今の生活になるまで、
試行錯誤したり、様々な行動の変化や心の変化があったということを書かれていますが、

治っていく段階の心と行動の変化について教えていただけたら嬉しいです。

ご質問をありがとうございます。

1つ前の記事で「治ってきた実感」を取り上げましたので、
今回は、「治っていない実感」を書いていきます。

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1.自分の写真を見た時

2.バイト時間の前に食べられない

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1.自分の写真を見た時

表情が固い。。。

塾バイト中、スタッフ紹介の写真を、撮りたいから、、、と
社員の先生に言われました。

「室内ならどこでもいいし
好きにポーズ取っていいよ」

バイト仲間の色白美人ちゃん(理系大学1年)は、
本棚の前に立ち、図鑑を指差して、にっこり。

でも、摂食障害の私は、戸惑うばかりで、、、
場所も決められず、ただ立って撮影。
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後日、壁に貼られた写真を見ると・・・
色白美人ちゃんの写真は、すごーく可愛い。
「楽しい塾です!」という雰囲気バツグンでした。

一方、私の写真は・・・

固い
暗い

自分でも、さらにガックリ。

なんだか普段の摂食障害の状態を全て表しているようで、かなりショックでした。

2.バイト時間の前に食べられない

以前にも書きましたが、平日の勤務は、16:00~21:30でした。

なので、自宅を15:00過ぎに出発していましたが・・・
その前に何も食べられないままでした。

昼前に起床
何か少し食べるものの
昼過ぎから、緊張して
支度して
食べている余裕はなく
そのまま出発。。。

22:00~22:30に帰宅してすぐ、始まるのです。

まずは、夕飯。
そのままイロイロ食べるか
一旦お風呂に入っていたかは、記憶が曖昧ですが

遅い時間の夕飯に続き
さらにイロイロ食べる生活

だから、朝早く起きれないし、起きてもやる事ないしという悪循環でした。

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当時の主治医からも、10時間くらい空腹なのは良くないと
繰り返し指摘されていました。

でも、変えることが出来ませんでした。

昼間に食べられないから
仕事中も身体がしんどい時が多かったです。

昼間に食べられないから
帰宅後、食べ始めると止まらないことが多かったです。

でも、当時の私にとって、食生活を変えることは、
もっともっと怖いことでした。

また「どうせ夜に食べるから・・・」と
いう過食前提の生活リズムになっていました。

過食を辞めたいのに、
過食で食べるから、昼食べられない。

昼食べていないことが、
夜食べる免罪符のような・・・
そんな気持ちだったのかもしれません。

・・・

私のバイト開始時期が、回復のベストなタイミングだったか
どうかは、かなり疑問です。

後悔は色々あります。
だからこそ、あなたは、あなたの治療者とともに
ベストなタイミングを見つけていってくださいね^^