朝型の生活に切り替えたいのですが。。。

2020/05/28修正

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

生活リズム、
摂食障害と関連していろいろ話題になることです。
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私は「カタチだけ変える」ことのデメリットを感じてる1人です。

今回のご質問をご紹介します。

*ブログ回答は、私の個人的な経験とカウンセリング方針に基づいています。
*全ての方に当てはまるとは限りませんので、予めご了承ください。

◆メルマガ読者さんからのご質問◆

「朝型の生活に切り替えよう!」と思ったのですが、
どうやり始めればいいかわからないです。

食生活も朝から食べて、早起きできるようになろうとしたのですが、早く寝るのが先ですか?
朝ごはんをしっかり食べるのが先ですか?
どんなに遅く寝てしまっても、朝の起床時間を早めるのが先ですか?

早く寝ようと思っても、寝れないし、お腹すいてしまってまた何か軽く食べてしまいます

ご質問をありがとうございます。

私も、昼夜逆転みたいな生活が長かったので、
あんまりスゴイことは言えないですが・・・

夜型だけを治そうとしても、
上手くいかないと思っています。

以下の2つから考えていきます。

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1.朝型にすれは、摂食障害が治る?

2.生活変化に心は追いついていますか?

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1.朝型にすれは、摂食障害が治る?

今回のご質問に限らず、
よくある声ですが・・・

「夜早く寝れば、過食が無くなるんじゃないか」
「朝、早く起きれば、活動的になるんじゃないか」
「よく動けば、早く寝れるんじゃないか」

さらに、

「規則正しい生活をすれば、食欲が治まるんじゃないか」
「早く起きれば、バランスのいい食生活が当たり前になるんじゃないか」
「仕事をすれば、体型のことなんて、気にならなくなるんじゃないか」

こうした勘違いは、とても広まっているようです^^;;

順番が違うのです。

摂食障害が治る過程の中で、
ある程度、自然な生活リズムが戻ってきます。

食事が足りなくて夜中に目が覚めることがないのですから、
夜はちゃんと休めるようになります。

食事が足りていて、活動できるのですから、
昼間、自然に活動的になります。

朝は、行きたいこと・やりたいことがあるのですから、
時間に間に合うように起きて動くことができるのです。

睡眠時間だけ
起床時間だけ
食生活だけ・・・

こんなふうに切り離して考えてしまっていませんか?

これらすべての土台に、心があるのです。

心が安定していけば、
やりたいことが見つかっていきます。

心が落ち着いていけば、
傷付きやすい状態が緩和して、
悩み続けることが減っていきます。

心がラクになれば、
行動することもラクになるのです。

だから、朝型・夜型を考える前に、
やっぱり、心の回復なのではないでしょうか?

2.生活変化に心は追いついていますか?

朝型に変えよう!とする時、
心が抵抗していませんか?

朝起きても、1日が長すぎる
お昼ご飯までに、何時間もある
家族が、出勤・登校するのを見たくない・・・etc.

こうした気持ちが、「朝起きること」を拒む要因になっていることがあります。

「気持ち」がついていかないのに、
朝早く起きても、
ますます辛くなるのではないでしょうか?

朝、やりたいことがないのに
朝、会いたい人がいないのに
朝、行きたい場所もないのに

ただただ、早く起きることだけが、イイコトなのでしょうか?

私は、全然そうは思いません。

やることが無いのなら、
思う存分、寝ていたらいいじゃない^^

寝て、体力を充電することも必要です。
夜眠れなかったのなら、朝寝ればいいのです。

夜だといろんな不安が湧き上がって眠れない人も、
早朝から昼にかけては、眠れる人もいます。

私も、そんな1人でした^^

眠れない時、
「ちゃんと寝なければいけない」と必死だったので、
より一層、眠れなくなりました。

休学中だったり、無職の時期であっても、
「夜はちゃんと寝ないといけない」と焦って、
過食につながっていました。

けれど。。。

寝ることを諦め、
夜中にパンを焼いていたら
なんだか、楽しくなっていきました。
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そして、早朝5時くらいに就寝(笑)。

家族は焼きたてパンの喜び
私はパン作りの後、ぐっすり眠れました。

だから、生活を整えることって、最優先事項ではないと思っています。

それより、何より、心を治すこと。

心を回復させるために、
相性のいい治療者と出会うこと。
相性のいい治療者と出会うために、
今、できることに取り組んでいくこと。
カウンセリングで話すことと、家族に話すことは違うのです。