【Kindle出版】私が2014年から電子書籍の出版をした理由


公認心理師・中村綾子です。
電子書籍は、2022年7月現在までに9冊出版しています。

今回はとてもよくいただくご質問

「最初の1冊を出したきっかけは?」

について回答する形で、ブログを書いていきます。

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2014年に「摂食障害 克服者として カウンセラーとして」を出版した4つの理由

1.摂食障害の生々しい経験談が読みたかった

2.紙の本の出版を目指していた

3.資格がないことのコンプレックス

4.知人が電子書籍出版をしたことを聞いた

という理由があります。

それぞれについて詳しくご紹介します。

1.摂食障害の生々しい経験談が読みたかった

私が摂食障害の時、いろんな本を読みました。

しかし、多くの本がとても簡単な記述だけでがっかりしました。
経験談といっても、

・体重●㎏で入院
・体重が増えたので退院

みたいな体重の数値だけで、心の動きがわかるような本は見つかりませんでした(2005年頃の話ですが)。

一方で、体の病気(ガンなど)の闘病記は多数みつかり、

・病院に行くか否か迷う心理
・告知を受けた時の様子
・治療の苦痛
・これから先の不安…etc.

が、とても生々しい描写で描かれているものが多かったです。

そこで、自分が治ったらリアルな摂食障害の闘病記を書きたいと思っていました。

2.紙の本の出版を目指していた

摂食障害の頃から、紙の本での出版を目指していろいろ活動していました。

・出版相談会に行ってみる
・公募で1番に選ばれたら出版できるという企画に応募してみる
・出版した人に話を聞いてみる

など、いろいろやっていましたが、自費出版しかないのか…という印象でした。

実際、とある会社と自費出版にむけて動きだしていました。
しかし、途中でやはり金銭的な面から断念しました。

3.資格がないことのコンプレックス

開業した時、何の資格も持っていませんでした。
カウンセラーとして開業することは、誰にでもできますし、資格がないことが違法にはなりません。

しかし…

私の中では大きなコンプレックスとなっていました。

2020年の公認心理師試験を受験したのも、そのコンプレックス解消のためでした。

*2021年、晴れて国家資格・公認心理師を取得(登録)しました。

2014年の出版は、

「資格がないからこそ、本を出している人になりたい」

という気持ちが強かったです。

名刺代わりの1冊という言葉をどこかで聞きました。
そんな本を出したかったのです!

4.知人が電子書籍出版をしたことを聞いた

これが2014年に出版した直接のきっかけです。

2013年に開業してからいろんな方のセミナーやコンサルを受講していました。

中でも、ブログのセミナーが名古屋で開催されたときには、ほかの方との交流も含め積極的に参加しました。

そこで、ブログの先生が「先日、電子書籍出版しました」と発表があったのです。

もう衝撃的でしたね(笑)。

当時の私には未知の世界でしたから。

・電子書籍って何?
・そんな簡単に出版できるの?
・出版費用がタダってホント!?

ともうびっくりして、わくわくして、もしかしたら自分もできるかも…と思いました。

その場で、ブログの先生に質問攻め(笑)、根掘り葉掘り教えてもらいました。

実際の代行業者の方も紹介していただき、同じ代行業者の方にお願いして、2014年に出版したのがこちらの本です。


『摂食障害 克服者として カウンセラーとして』

内容は当時のままですので、初々しさ満載です(笑)。

ただし、代行業者の方にお願いしたので、自力出版に至るまでその後7年もかかってしまいました。。。

この話は後日改めてブログ記事にしたいと思います。

まとめ:2014年から電子書籍出版!

いくつも理由が重なって、2014年から電子書籍出版をしました。

今から振り返ると、「かなり前から、出版していたんだね」と言われることが多くなってきましたが、当時はそんなつもりは全くなかったです。

電子書籍は、ひとりで無料で出版できるのでお勧めです。

目次チェックなどご希望の方は、こちらの単発相談でも承ります。