過食症あるあるかもしれませんが、摂食障害に悩む方共通でもあります。
摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。
プチ相談はじめました。
過食症の方によくある声ですが…
・太ってイヤなのに、食べ始まるととまらない
・胃が痛いのに、また過食してしまう
・気持ちが悪くなるまで食べてしまう…etc.
どれか1つは当てはまりませんか?
もしかしたら、全部かもしれませんね。
今回のブログ記事では、「やめられない理由」と「やめる方法」についてお届けします。
過食症:胃が痛いのに食べることが辞められない。
よくあることです。よくあるからといって、決して推奨しているわけではありませんので勘違いに要注意です。
胃が痛いのに、また過食してしまう。
気持ちわるいのに、油ギトギトのものを食べてしまう。
お腹はいっぱいなのに、「食べなきゃ」とせかされるように詰め込んでしまう…etc.
という状態が、続いていませんか?
過食が続いて、身体の不調も出て、それでも過食が辞められない。
やめられないどころか、どんどん食べてしまったり、油っぽいものを選んでしまったり…。
どーーーーして、自分はダメなんだろう。
そんなふうに落ち込む方が多いです。
過食というのは(拒食でも過食嘔吐でも同じですが)、心と身体がバラバラの状態です。
バラバラの状態になってしまっているので、身体は食べたくないと言っているのに、心は食べたいと言って、実際食べてしまうのです。
当然ですが、生まれた時から「心と身体がバラバラ」の人はいません。
生きていく中で、バラバラになってしまったのです。
今からでも、「過食している時間以外の時間」に目を向けて、心と身体の声を聴いてあげることが大切です。
・今、疲れていない?
・ホントはやりたくない
・行きたくない…etc.
こうした心身の訴えをきちんとキャッチして、それに従いことです。
罪悪感なしで従って行かない限り、あなたの身体と心はバラバラのままですし、バラバラだから「胃が痛くても食べてしまう」などが続くのです。
過食症:痩せたいのに食べてしまう
これも上記の「身体と心がバラバラ」と共通していますが…、それ以外にも反動によるものが大きいと思います。
過食している時以外は、たくさんの禁止食べ物があったり、極端にヘルシーな食生活だったり、絶食に近い状態だったり…していませんか?
ガマンすれば反動がくるのは当然です。
解決策は、簡単です。
ガマンを辞めること。
それだけです。
ケーキを食べてもいい
アイスクリームを食べてもいい
外食して完食してもいい。
ふだん何を食べればいいか分からなくなっている場合は、過食そのものを見直す前に、日頃の食生活を見直すことが優先ではないでしょうか。
過食症:やめる方法
私はこのブログでもカウンセリングでも、繰り返しお伝えしていますが…
摂食障害は、かならず2段構造になっています。
日々のストレス
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根本的な問題
それぞれの対策が異なります。
過食症から卒業するには、両方が必要だと考えますし、専門家を頼ることを必ず忘れないでください。
専門家のカウンセリングなどを受けたからといって、自分でできる「日々のストレス」の対策をないがしろにしていては、治ることは難しくなります。
ですから、今すぐできることとして、上記の2段構造のうちの1つ、【日々のストレス】の対策をどうすればいいか知っていただくことをお薦めしています。
ぜひ、学んでみてください。カウンセリングは、こちらの内容に納得されてからでも、遅くはありませんので。
⇒【動画】過食をやめる方法
*動画はスマートフォンで視聴できます。