カウンセリング室の名前(屋号)より、「対象の悩み」をハッキリ記載しよう


*京都のお茶屋さんにて。ハッキリ記載されていますよね。

公認心理師・中村綾子です。

紅葉を見に行っただけで、学びがたくさんありました。
「売り方」は、どんなところでも参考になりますよね。

カウンセリング室の名前をどうするか。
開業前に、ここで立ち止まってしまう方が多いようです。

実際、こちらの記事はずーっとアクセス件数が多い記事の1つです↓↓↓

⇒カウンセラーが開業する時、相談室・オフィスの名前はどうやって決める?

上記のブログ記事にも書いていますが、屋号はあとからでも決められる(変更も可)ですから、あんまり悩むべき課題ではないはずです。

しかし、屋号よりも大切なことがあります。

開業:「対象の悩み」は、ハッキリしていますか?

熱心なカウンセラーの方に多いのが、イロイロやりたいという声です。

うつ
発達障害
アルコール依存症
不登校…etc.

どれもこれも重なっているところが多い、と言えばその通りですが…

「職場で、幅広い悩みに対応してきました!」と自信満々でおっしゃっていただいても、これからは「ひとりで開業」ですから、考え方を180度変えなくてはいけません。

「あなた」という一個人が、どんな悩みを対象にできるかハッキリ記載していきましょう。

これが、専門を決めることであり、情報発信の方法です。

オンラインで開業するなら、看板が必要


*紅葉から美術館へ。看板(のぼり)があったから、「行ってみよう」とスグ決めました。

一般的に店舗をかまえる場合は、立派な看板が必要、というのはイメージしやすいかと思います。

しかし、オンラインだからこそ、「何屋さん」か分かるための看板が必要です。

看板は、

・ブログ/HPのトップ画面
・ブログ記事のトップ画像
・プロフィール写真

など、1つに限らず様々な場所で必要になります。

ネット検索している「カウンセリングを探している方」は、いろんな情報を見ています。

いろんな情報を見比べている中で「目にとめてもらう」「記憶にのこしてもらう」ために、様々な場所での看板が必要になります。

・何のカウンセラーなのか
・誰を対象にしているのか
・カウンセラー自身はどんな人なのか

看板でこうした雰囲気を日々伝えていくことも、情報発信の1つの役割ではないでしょうか。

「対象の悩み」こそ、カウンセラーの専門性

私は、以前出版した「公認心理師のための開業3ステップ」という本の中で、

・専門を決めよう
・商品をつくろう
・情報発信をしよう

という3つのステップをお伝えしています。

(ちなみに、この「公認心理師のための開業3ステップ」は私の本(計11冊)の中で1番売れていますw)

●●の悩みを対象としたカウンセリング

↓↓↓

●●専門カウンセラー

と記載ができます。

本を読んでも専門を決めきれない方が多いですが、その場合は

・自信がない
・やりたいことが1個に定まらない
・本当にニーズがあるか分からない

といった理由が挙げられます。

しかし、「カウンセリングを探している方」にとっては、分かりやすいことが選ぶ基準につながるのです。

ぜひ、開業するなら「●●専門カウンセラー」と名乗って、ハッキリ記載していきましょう。

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*受講生さまの声も、あらたに記載しました。
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