2018年から始まった公認心理師試験も、今年で7回目になるようです。
公認心理師・中村綾子です。
私は第3回公認心理師試験を初受験・合格して、公認心理師に登録しました。
まもなく合格から丸3年になります。
今年第7回公認心理師試験は、3月実施ということなので、当時の想いを振り返りつつ公認心理師資格とは…を考えています。
第7回公認心理師試験は3月:メリット・デメリット
*当時のブループリント。私はブループリントより模試のほうが大事だと思いますが。
第7回公認心理師試験は、2024年3月実施のようです。こうしたタイミングにはいろんな意見があるようですが、超・個人的な考えとして、メリットデメリットを挙げてみます。
第7回公認心理師試験は3月:メリット
年度をまたがない、というのは就職などにメリットが大きいかもしれません。
第6回公認心理師試験までは、1年の途中…というスケジュールでしたよね(第6回は5月、第5回は7月、第4回は9月…)。
年度をまたがないのは、就職活動する側よりも採用側のメリットのほうが大きいかもしれません。
いずれにしても、第7回公認心理師試験の受験生は区分A(=Aルート受験)の方が多いと思われますので、大学院修了と同時に公認心理師合格が得られるのは、他の医療系の国家資格とようやく同じタイミングに追いついた…ということになりそうです。
第7回公認心理師試験は3月:デメリット
これは…私が言うことでは無いかもしれませんし、変えられることでもありませんが…
・修士論文
・就職活動
・公認心理師試験
と3つが同時発生するスケジュールですよね。
これが1番のデメリットかと思います。
本当おつかれさまです。。。。
心からお伝えしたいです。
一気に終わるからいいのかどうか…寒い時期、体調崩しやすい時期かと思いますが、どうか乗り切っていただきたいです。
第3回公認心理師試験は延期⇒12月20日でした。
*当時の公認心理師試験会場は、愛知県でも実施がありました。
ここで思い出話です。
私が受験したのが2020年12月、第3回公認心理師試験でした。
従来のスケジュールでは、2020年6月実施予定でした。
しかし、ご存知の通り…
2020 2月:コロナ禍により小中学校が休校に
2020 4月:公認心理師試験の延期が発表に
2020年7月:新日程(12/20)が発表される
2020年12月:第3回公認心理師試験
という、なかなかメンタルが試される受験でした。。。
自分のメンタル維持のためにも、手探りの勉強法の中から良かったものをご紹介するためにも、ずーっとこのブログで進捗を記事にしてきました。
一部をご紹介します。
*これからの受験生がご覧になる場合は、情報が一部古い場合がありますので、ご注意ください。
公認心理師を取得しても、キャリアは自分次第
私は、無資格のまま摂食障害専門カウンセラーとして開業しました。
これが、2013年9月のことでした。
その後、心理学の勉強とビジネスの勉強を続けながら、カウンセリングを行ってきました。
心理学の勉強の1つの区切りになりそうなものを探していた時、大学院時代の同期が話題にしていた公認心理師試験を思い出し、受験することに決めました。
受験を決めてからも情報収集に苦戦したため、ツイッター(X)を再開し、そこでいろんな「公認心理師をめざす受験生たち」に出会っていきました。
こうした受験生たちとの交流は楽しかったものの、合格した後に、新しい道に進む方がごくわずか…という現状も知ることになりました。
つまり…
国家資格・公認心理師を取得しても、その後のキャリアは自分次第です。
受験生時代は、公認心理師の雇用が増える、待遇が改善されるという噂にちかいニュースが流れて、ツイッター上では盛り上げる雰囲気もありましたが、実際はそれほど大きな変化は感じられません。
私は同じ公認心理師として、公認心理師の方の開業も応援しています。
同時に、無資格から開業して食べていけるようになったカウンセラーとして、資格を問わず「開業して食べいけるカウンセラー」が増えていくことサポートしたいと思っています。