摂食障害の《卒業基準》をつくった3つの理由


摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

摂食障害の《卒業基準》は当オフィス独自のモノです。

つまり、私が開業した後につくりました。
ではなぜ、つくる必要があったのか…その理由3つをお届けします。

(1)治ったのか、治っていないのか分からなかった時代

私が摂食障害の頃、ずーっと通院していました。
終盤に通ったクリニックでは、ほぼ毎回の診察で

「よくなったね!」

と言われました。

最初は嬉しかったです。
褒めれたから。

でも、続けているうちに、

どこまで良くなり続けるのか
どうなったら「終わり」が来るのか
何を目指しているのか

ということが分からなくなりました。

*イメージ画像

さらに、さまざまな本を読んだり主治医に聞いたりしても、

・付き合っていく病気
・(症状があっても)生活ができていればいい

といった言葉があり、当時の私の中でぜんぜん納得できませんでした。

ですから、自分の状態が「治っているのか、治っていないのか」も分からないまま、悶々とした時期が長かったです。

(2)「学校と同じ」という意識

自費のカウンセリングが高額の理由…という話を以前のメルマガで書きました。

ざっくりおさらいすると

保険治療 VS 自費治療

↓↓↓

公立中学 VS 私立中学

という考え方です。

ほぼ無料で行けれる近所の公立中学があっても、わざわざ受験勉強に時間とお金をかけて、私立中学を希望する方は、いつの時代もいますよね。

それと同じ。

保険適応で、ほぼ3割負担で診察を受けれる保険治療があっても、わざわざ専門のカウンセリングを希望する方がいらっしゃいます。

私立中学が高いのと同じで(受験前から…)
自費カウンセリングも、それなりのお金がかかりあす。

こうした「学校と同じ」という認識がとても大事だと思っています。

入学したら、卒業をめざすもの。

卒業までのカリキュラムが継続的に実施されている(秋の文化祭のために、夏休み前に準備する等)

途中で続けるか否かを、問われることもほぼ無いはずです。

当オフィスの卒業をめざす継続コースも同じです。
卒業まで続けられる方を対象としています(お母様のみの場合も同じ)。

(3)ゴール設定があるからこそ、回復が進む

摂食障害の《卒業》というハッキリしたゴール設定があるからこそ、ブレない軸ができます。

なんとなく通院している方
どうなったら「治った」といえるのか分からない方
体重がふつうになった後こそ、悩んでいる方

こうした方こそ、卒業というゴール設定の中で回復していくことをオススメします。

なんとなく摂食障害をダラダラ続けることこそ、時間がもったいないですから。

↓↓↓

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