「体重を増やしたいんです!」と言うけれど・・・

高校入学直後、英会話を習い始めました。
もちろん、目的は、留学前に話せるようになるためです。

けれど・・・
相当、サボってばかりでした。

「英語がペラペラになりたい!」と言いつつも、実際は英会話から遠ざかってばかり。。。

理由は、時間が無かったから。

確かに、学校の勉強は忙しかったのですが・・・
実際は、私自身の問題でした。

優先順位の1番が、英会話ではなかったんですよね。
だから、言葉と行動が、バラバラ。

拒食症に悩むあなたも、「言葉と行動が、バラバラ」になっていませんか?

カウンセリングでも、時々、こんな声をいただきます。

「私、体重を増やしたいんです!」

でも・・・食べれない。
でも・・・動き続けてしまう。

だから、周りは、「クチばっかり」と思ってしまう。

私はいくつもの理由を考えます。

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・優先順位がちがう

・ホントは増やしたくない気持ちのほうが強い

・体重の増やし方が分からない

・周りを安心させるために、「体重を増やしたい」と発言する

・体重が増えた時の自分が、想像できない・・・etc.

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この中で、1番気になるのは「周りを安心させるため」です。

「治りたい」
「体重を増やしたい」

そんな言葉をいうたびに、
家族の顔がほっと緩む。

いつも「食べなさい!」ばかりだったのに、
笑顔が戻ってくる「魔法の言葉」。

そんなふうに、「体重を増やしたい」という言葉を使っているのかもしれません。

言葉と行動がバラバラの状態を脱するために。
「体重を増やしたい」が行動につながるために。

必要なのは、周りも笑顔でいることではないでしょうか?

そんなアピールしなくても、大好きだよ。
わざわざ言わなくても、治るって信じているよ。

そんな気持ちが伝わる関わり方を、見つけていきませんか?
⇒【動画】摂食障害:接し方