摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。
お嬢様の摂食障害を「何とかしてあげたい」という気持ちをお持ちのお母様は多くいらっしゃいますが…
摂食障害の回復には、本人が治す努力をするだけでなく、家族が変わることが大きな鍵となることを忘れていませんか?
専門家への相談を早めに行うことが重要です。
摂食障害の自然治癒に期待してはいけない
摂食障害は、単なる食事の問題ではなく、心の深い部分に起因する病気です。
「そのうち治るだろう」
「彼氏でも出来れば…」
「やりたいことが見つかれば…」
と様子を見る間に、症状が悪化してしまうケースも珍しくありません。
特に成長期にある学生の場合、身体や心に与える影響が長く続く可能性があります。
摂食障害のお嬢様は、
「自分ではどうにもできない」
「治るのもコワイ、治らないのもコワイ」
という心境に陥っているかもしれません。
お嬢様が積極的に治そうと行動できない状態であっても、ご家族が変化し、適切なサポートをすることで回復につながります。
そのためにも、まずは専門家に相談し、家族としてできるサポートを学んでいきましょう。
「炭水化物は敵」という気持ちは、どうすれば変わるのか
*先日焼き芋をつくりました。おやつにも、おかずにアレンジも。美味しかったです(笑)。
摂食障害の過程では、特に炭水化物が「太る元凶」として避けられることが多いですが、回復に向けては「炭水化物は敵ではない」という事実を少しずつ受け入れていく必要があります。
例えば、
白米
パスタ
芋類
といった炭水化物は、「敵」になりがちです。
もちろん「食べる練習」も必要ですが、心の回復こそ大事なことです。
お母さまが変わり、お嬢様の変わるというプロセスを経て、食べることが変化していくサポートしましょう。
家族の理解と専門家のサポートが必要不可欠
摂食障害の回復には、お嬢様以上に家族が変わることが求められます。
家族の接し方や言葉が、お嬢様の心のSOSをキャッチし、回復を促す力になります。
そのためには専門家の助けが欠かせません。
お母さまが一人で悩むのではなく、まずは摂食障害に詳しい専門家に相談し、家族として何ができるのかを具体的に学びましょう。
適切なサポートを受けることで、回復への道筋はハッキリしてきます。
ご家族が変わることで、お嬢様自身も「変わる勇気」を持てるようになるはずです。
摂食障害の回復:まとめ
摂食障害の回復は、自然治癒に期待していてはいけません。
お嬢様だけでなく、家族全体の変化がカギとなります。
専門家のサポートを受け、家族としてどう接するべきかを学び、共に回復への一歩を踏み出しましょう。
お母さまの行動が、お嬢様の未来を大きく変えていきます。
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