太ってジーパンがキツイ時の3つの対処法

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

拒食から体重が増えてくる時
過食がとまらなくて体重が増えてくる時

1番ツライのは、ジーパンをはいた時ではないでしょうか?
気になるのは、この2ヶ所。

太ももの内側
太ももの外側のジーンズの糸

いかがですか?

◆太ももの内側

体型に合わなくなってくると、太ももの内側に、くっきりと線が付いてしまう。。。
着替える時、トイレに入った時、ふと目にとまるくっきり線。。。

◆太ももの外側のジーンズの糸

これは座った時。
身体がジーンズ生地を押し出すように・・・縫い目の白い糸が見えてきてしまう。

この2ヶ所。
私が、摂食障害の頃の体型変化で、とてもとても気になったところです。

摂食障害の体重変化について、いろんな情報があふれています。
経験者の私からすれば、ギモンに感じる内容のほうが多いです。

そこで、ジーパンがキツイ時の3つの対処法(考え方)をお届けします!

公認心理師・中村綾子
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「太った自分」を受け入れるのは、まちがいです。

・体型を気にしなくなる
・太った自分を受け入れよう
・太ることを恐れない・・etc.

こうしたアドバイスを受けたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
でも、これらはまちがいです。

「体型を気にしない」ことは、自分に無関心になってしまうことです。
「太った自分を受け入れる」なら、無限大に太っても、それでもイイでしょうか?
「太ることを恐れない」なら、逆にガリガリに痩せてキケンな状態になっても、「恐れない」でしょうか?

こうして1つ1つ考えていけば、きっと分かるはずです。
これらのアドバイスが間違っていたことを。

何事も、程度問題^^

体型を過剰に気にするとか
拒食の身体から、ふつう体型になった自分を否定するとか
0.1kg増えるごとにパニックになっているとか

そうした極端な状態からは、自由になっていくといいね、ということです^^

回復のために「太ることを気にしない」でイイですか???

気にしたほうがイイと思っています。
摂食障害の方の中には、大幅な体重の増減を、何度も何度も繰り返してしまっている方も、時々いらっしゃいます。

何度も、体重の増減を繰り返すことは、身体に大きな負担になります。
1日で10kg太ることはありません。
体重の大幅な増減を繰り返す前に、摂食障害そのものを回復させることを優先しましょう。

摂食障害の回復から目指すのは、太りすぎでも痩せすぎでもない身体と心。

まず、考え方が変わっていく・変えていく最初として、

「ガリガリに痩せた状態をイイと思わなくなる」

があります。
これは必要です。

でも、「いくら太っても気にしない状態」を目指すべきではありません。

そして、自分が自分の体型について、「快適」と感じられることもとても大切です。

ここで、私の摂食障害時代のお話を1つ。

友人の言葉をご紹介します。
それぞれ別の友人の言葉です。

「私、太っていないし」
「ただ細いより、女性らしいふっくらした身体のほうが好き」
「女優さんとか、あんなに痩せたのはおかしいと思う」

私が、自分の体型がイヤでイヤでたまらなかった頃、こうした言葉を何度も何度も思い出していました。

摂食障害の頃、いつも自分の体型が不満でした。
いつも「やせたい」と言っていました。

だから「自分は太っていない」とハッキリ言える友人が、信じられないほどうらやましかったです。

そして、「ガリガリに戻って、入院するなんて嫌」という気持ちがあった事でも、やっぱり心のどこかでは「細ければ細いほどいい」という気持ちがありました。

だから「女性らしいふっくらした身体」なんて、到底受け入れられませんでした。
当時の私は、ぜったいに「ふっくら」なんて嫌でしたから。

「女優さんの痩せはおかしい」とも思えませんでした。
やっぱり「痩せ=きれい」に、当時の私の中では、直結していたからです。

・・・

今、摂食障害から回復して、安定した体型・体重が続いている中、過去の心境や言葉を振り返って考えることがよくあります。

当時の私が欲しかったのは、やっぱり安定した心と身体だったと思うのです。

ちょっと食べるとすぐ太る身体ではなく、多少たべるのが多くても少なくても、あんまり変わらない身体。

何より、食べことを楽しめる自分。
摂食障害の発症前のように。
食べるってたのしいこと。もう1度、思い出してみてください。