摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
摂食障害の娘と接していると息が詰まる。。。
自分だけがこんなに上手くいかないんじゃないかと不安でたまらない。
近所の子は、元気に学校に行って、ママも楽しそうで、孤独感ばかりが募ってしまう。
だから、
他の摂食障害の家族とつながりたい。
そう思うお母様方も多いようです。
しかし、結論からお伝えすると、私は、「摂食障害同士のつながり」にあまり賛成ではありません。
これは、摂食障害のご本人様でも、お母様でも、です。
理由その1:家族会・自助グループで悪化してしまう人が、実は多いです!
藁にもすがる想いで・・・と家族会などを検索・参加してしまうようですが、実は参加後に悪化してしまう人も多いようです。
・もっと長期化している人の様子を知り、怖くなってしまう。
・回復がうまくいかない参加者(またはご家族)から、足をひっぱられてしまう。
ちなみに、私自身は一度も「当事者のグループ」といったものに参加したことはありません。
まわりの摂食障害の方のお話で、自分が引きずられてしまうことをとても恐れていました。
実際、拒食時代にテレビのドキュメンタリー番組で、過食嘔吐の女性を取材していました。
その過食風景。。。
今でも鮮明に覚えていますが、リアルに「過食している現場」が放送されていました。
当時はまだ拒食だけで、過食を1度もしたことは無かったのですが、「自分も過食症になるかもしれない」「過食がはじまったらどうしよう!?」とかなりパニックになったことを覚えています。
回復に必要なのは摂食障害以外の「ふつうの人」とのつながり。
摂食障害は、人生の中で一時です!
一時で終わらせるためにも、「摂食障害の世界」にどっぷり浸ってしまうのはオススメできません。
摂食障害から卒業して、その後は「ふつうの人」と同じ「ふつうの世界」で生きていくのです。
だから、大切なのは「ふつうの人」とのつながりです。
これは、お母様方にとっても、とても大切なことです。
近所の子が、きゃーきゃー楽しそうに学校行っている姿。
ホントは「イマドキの女子高生よねー!」と言いたいのに、なんだか避けたいような。。。
そんな気持ちから、遠ざけていませんか?
私は、摂食障害がどんな状態であっても、「離れすぎないこと」が親子共々、必要だと思っています!
摂食障害のママ友が出来た時、上手く付き合うコツ
さらに・・・
どうしても母親同士、つながりたい!
もしくは、偶然、出会ってしまった。
という場合、付き合っていくコツ。
近くなり過ぎないことも大事ですし、それぞれにルールを作って意識してくことが大事です。
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