新学期、摂食障害のこと、友達になんて話す?話さない?

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

・摂食障害のことを、新しい友達に話すかどうか迷っている方
・摂食障害でツライのに、ずっと誰にもいえない方
・新しい学校の先生には、なんて伝えようかしら?と迷っているお母様

などに向けて、役立つ情報をお届けします!

私の場合:友人は、恩人。

これまでのブログ記事にも書いていますが・・・

私は、ほとんどの友人に、かなりオープンに話していました。

特に親しい友人には、ホント何もかも話していました。

過食したくてたまらない!
吐くのをガマンしていたのに、吐きたくてたまらない!

そんな実況中継のようなメールも
いつでもどこでもしていました。

当時、ラインが無い時代、ガラケーでせっせとメールしていました(笑)。
親指だけで、カタカタ打って、地味に指が痛くなる(笑)。

メールしてもすぐに返信がこないことも多々ありました。

でも、「メールをした」という事実と、「話せる相手がいる」ことに、私の気持ちはとってもラクになりました。
実際、「送信」をクリックした時点で、相当気分は落ち着いていました。

その後、私の回復を一緒に喜んでくれたり、「元気になってくれてありがとうプレゼント」といってサプライズをくれたり。

アルバイトが出来るようになった時も、良き相談相手でした。
今も、仕事内容も働き方もぜんぜん違いますが、ずーっと付き合ってくれています。

だから、摂食障害時代も今も、友人は恩人なのです。

摂食障害のことを話す時のコツ

私自身は、勇気を出して友人に打ち明けた・・・という経験がありません。
けれど、カウンセリングではとてもよくいただくご質問です。

・なんて言ったらいいか分からない
・離れていったらどうしよう
・ヘンなうわさが流れたら不安・・・etc.

という声は、とても多いです。

そんな時、私が必ずお伝えすることがあります。

それが、

相手にどうしてほしいかをハッキリ伝えること。

例えば、

・ドタキャンするかもしれないけど、次回もまた誘ってほしい
・朝起きられないことがあるから、予定は午後からにしてほしい
・ラインはあまり見ていないから、返事が遅れるけど許してね

などです。

具体的に伝えることです。
具体的とは、誰がみてもわかるような内容にすることです。

よくある「間違った伝え方」とは、自分のつらさばかりを語ってしまうことです。

ツライことは事実であっても、それだけだと相手(友人)も対応に困ってしまいます。
だからこそ、

・どうしてほしいか
・具体的に
・ハッキリ

伝えていきましょう。

摂食障害そのものより、対人関係の悩みは大きいと思います。
そんな友達付き合いのご相談も、こちらでご相談していただけます。