拒食・過食が治ったら心配してもらえなくなる!?

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

・治りたいなんて思えない方
・治そうとしないお嬢様にイライラしているお母様
・治ることが怖くなっている方

などに向けて役立つ情報をお届けします。

摂食障害のご本人様とのカウンセリングでは、とても頻繁にいただく声があります。

治ったら、誰も心配してくれないのかも。
治ったら、誰も優しくしてくれないのかなぁ。
治ったら、何もかもやらないといけないの・・・etc.

こうした「治ったら・・・」という不安は、数えきれないほどありますよね。

確かに、過去の私にも、同じ心配や不安をかかえていました。

「治った自分」が、想像できなくて。
「治った人」が、別世界にいるように感じて。

「治った人」と実際に会う機会なんてどこにもありませんでした。
病院に行っても、1対1で顔を合わせるのは主治医だけ。
たくさんの患者さんがいても、摂食障害かどうかも分からない。

そもそも、治った人は病院という場所に来ないはずなので、一体、どうしたら「治った人」と出会えるのか、悶々とした気持ちでした。

過去の私と、同じ不安を口にするクライアントさんたち。

今の私は、彼女たちの不安に寄り添いながら、ずーっとより良い言葉を探していました。

否定するのでは無く。
励ましでも無く。
ただ、「こうなるよ」という言葉を。

治るって、「たのしい」が増えること。
治ったからこそ、友人の結婚がうれしい。
治ったからこそ、たくさんの友達に恵まれる。

どうでもいいことに、爆笑して。
当たり前のことに、喜んで。

確かに、摂食障害が治ったら、まわりに心配されなくなるのかもしれません。

けれど、「心配ない状態」だからこそ、本音で付き合える仲間ができるのではないでしょうか?

今の私が、摂食障害真っ最中のあなたに届けたいメッセージ。
次回のメルマガ(4/14配信)でお届けします。