回復してきているのかどうか分からない。
治っているのか、悪化していくのか分からない。
このまま自然治癒していくのかな・・・
摂食障害の「治り方」に、漠然とした不安を抱いていませんか?
改めまして、こんにちは!
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
私は拒食・過食・過食嘔吐を経て、約7年で摂食障害を克服しました。
2013年から摂食障害専門カウンセラーとして、全国各地・海外在住の方からカウンセリングのご依頼をいただいています。
現在は、国家資格・公認心理師を取得しました(合格の様子(笑))
今回のブログ記事では、改めて摂食障害の治り方・治る道筋についてお届けします。
摂食障害の「治り方」が分かると、こんな疑問が解決します。
(1)どうして、「治そう」という気持ちにならないの?
(2)どうして、摂食障害はこんなに時間がかかるの?
(3)どうして、「治った」と思ったのに、すぐぶり返すの?
この中の1つでも、抱いたことがある疑問なら、今回のブログ記事をじっくりお読みくださいね^^
以下では、(1)~(3)を1つずつ解説します。
摂食障害の回復:どうして「治そう」という気持ちにならないの?
摂食障害の回復を、大玉ころがしと同じ、と思っています。
運動会でやる、アレです(笑)。
平坦な運動場でも、大玉ころがししながら、まっすぐ進むのは結構大変ですよね。
健康の時でも大変でした。
それが摂食障害の「治る道のり」です。
つまり・・・
摂食障害の回復とは、
大玉ころがしをしながら、上り坂をのぼっていくこと
です。
図解すると、こんな感じです。
まだまだ「治そう」という気持ちになっていない段階とは、そもそも「大玉ころがし」を開始していない段階です。
開始していないのですから、回復も開始できないわけです。
では、どうやったら「大玉ころがし」を開始して、摂食障害の回復を開始できるか?ですが、摂食障害のご本人様がやる気になっていない時は、ご家族から変わっていきましょう(摂食障害の家族相談)
摂食障害の回復:どうして時間がかかるの?
摂食障害の回復に時間がかかる理由はたくさんあります。
・発症してすぐに治療を開始していないから
・回復が良くなったり悪くなったりを繰り返しているから
・回復そのものが大変だから・・・etc.
上記の通り、回復とは「上り坂」なのです。
一旦、回復が始まっても、途中でやめてしまうと、ゼロにもどってしまいます。。。
ちょうど、坂を転げ落ちるように、回復も戻ってしまうのです。
上り坂だからこそ、ゆっくりしか進まないですし、進むことに大変なエネルギーが必要なのです。
それが「回復にはエネルギーが必要」という意味です。
摂食障害の回復:どうしてすぐぶり返すの?
摂食障害がぶり返しをしやすい理由
・治療の途中でやめてしまうから
・「働き方」「生き方」を変えずに、体重だけ・症状だけで「回復」と勘違いするから
・安定した状態まで「待てない」から。
症状ゼロになっても気を抜かず、安定こそ大事なのです!
私自身も何度もぶり返しをしてきたので、こうした考え方にたどり着きました。
それが摂食障害の卒業という考え方です。
摂食障害の回復:ただしい「治り方」をもっと知りたい方へ
当オフィスでは、摂食障害の回復にはご家族の方のただしい理解がとても大切だと考えています。
・接し方のコツ
・食べ物の選び方・用意の仕方
・兄弟・姉妹との関わり方…etc.
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