摂食障害、こんな時どうしたらいいの?
おうちでお困りのこと、たくさん抱えていませんか?
こんにちは。
改めまして、摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
私は、摂食障害歴7年、転院10回を経て、2013年から摂食障害専門カウンセラーとして沢山のカウンセリングを行っています。
カウンセラーになることは、小学生の頃からの夢でしたが、これも紆余曲折ありです(笑)。
摂食障害は、ご本人もご家族も大変な病気
経験者だから分かります!
摂食障害は、本人も家族もタイヘンです!!!
私は、家族を振り回してきた人ですから、今大変な想いをしているご家族の辛さがホントに身に染みます。
同時に反省も。。。
一方で、家族の対応で嬉しかったことも、回復に役立ったこともイロイロあります。
そんな想いを込めて、今回の本『摂食障害治り方Q&A』を執筆しました。
今回の本では、多くのご家族に手に取っていただけるよう、様々な工夫を心がけました。
電子書籍では、こんなふう見えます
電子書籍にあまり馴染みが無い方にとっては、「本は紙でしょ!?」という気持ちが強いかもしれませんが、電子書籍にはたくさんのメリットがあります。
まず、電子書籍の見え方をご紹介します。
各項目の文字が青い色になっていますよね。
これは、そこをクリックすると、そのページに飛ぶことが出来ます。
このブログでもよく記載していますが、「こちらの記事もオススメです」などのリンクと同じです。
それが、電子書籍という本の中で実現できます。
本として「見やすい・読みやすい」工夫
コレ、わずかな工夫ですが、結構みえやすくなります。
各項目の前に「●」をつけること。
●をつけない場合、どんな見え方になるかというと…
『公認心理師試験ホントに受かる勉強法』
はい、スミマセン(^^;
私の本です。。。見えにくいです。でも、最近とても売れています(笑)。
自分の本だから比較するために使えるのですが、出版した後にはじめて気づきました。
「●」がない場合は、なんだかギッシリ詰まっている感じで、見えにくいですよね。
上記は、目次の1ページ目なので、まだマシですが次のページはさらに「ギッシリ・・・」という印象になってしまっています。
それでも、たくさんの方にお読みいただいていまして、ホント感謝です!
むつかしい摂食障害を「分かりやすく」「親しみやすく」お伝えする工夫
このブログでもメルマガでも常に意識していることがあります。
それは、
「分かりやすい摂食障害」
です。
ブログ上では、少しでも分かりやすくお伝えするために、事前に作成した図解をたくさん使っています。
メルマガでは文字だけではなく、「お話して伝える」ために、動画で配信しています(動画は土曜日配信のみ)。
今回の本『摂食障害治り方Q&A』では、「分かりやすく」「親しみやすく」のために、いくつかの工夫をしました。
・すべてをQ&A形式にする
・専門用語なしで摂食障害の日常的な話題を取り上げる
・たとえ話をたくさん使う
本のタイトル通りですが、今回はすべてQ&A形式で執筆しました。
今ご家族が抱えているお悩みに直接お答えするような感じを、意識しました。
さらに、心理学的な専門用語なしです。
よくあるカウンセラー側の間違いですが…
クライアント様に分かりやすくお伝えする場面は、カウンセラー側の知識を披露する場面ではありません。
普段のカウンセリングでも、私は基本的に専門用語なしです。
困っているのは日常生活であって、心理学的な意味は、あんまり重要ではないと考えます。
「親しみやすい」という意味でも、摂食障害という病気そのものの医学的説明よりも、日常的な困っている場面を多く取り上げています。
項目の一部をご紹介します。
●昼夜逆転は直させたほうがいいですか?
●家にいる娘(摂食障害)に、家事を頼んでもいいですか?
●体重を増やすためなら、お菓子ばかり食べてもいいのでしょうか?
●娘が、家族に無理やり大量に食べさせるのですが。
●「頑張って食べたのに誉めてくれない」と言われるのですが。
いかがでしょうか?
上記の項目だけでも、「あ、ウチのことだ・・・」とドキッとすることも、「それ、今まさに困っている」ということもすでに見つかっているのではないでしょうか?
そして、
たとえ話をたくさん使いました。
このブログでも、摂食障害を発熱や骨折に例える、ということはよく行っています。
今回の本『摂食障害治り方Q&A』でも同様に、「●娘が過食しているか、聞いてもいいのでしょうか?」という項目で、「発熱した場合」を考えるヒントとして記載しています。
摂食障害の接し方は、正しい知識から
摂食障害には、ホント様々な情報が飛び交っています。
摂食障害の克服経験者の私にとっては、ギモンを抱く情報も数多くあります。
摂食障害専門カウンセラーとして、卒業クライアント様を輩出している立場からすると、「摂食障害のまちがった情報」としか思えない情報もあります。
だからこそ、このブログを読んでくださっている方には、摂食障害のただしい知識を身に付け、拒食・過食ゼロの卒業を目指してほしいと願っています。
ぜひ、ご家族でお読みいただけると嬉しいです。
摂食障害専門カウンセラーによる『摂食障害治り方Q&A』はこちらです!
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