【第5回公認心理師試験】勉強と仕事の両立に悩む時の考え方


公認心理師・中村綾子です。

『公認心理師試験ホントに受かる勉強法』の著者です。
12月には勉強法の新作も予定しています♪

第5回の公認心理師試験の受験生の皆さま…勉強は順調ですか?
仕事と受験勉強の両立に悩んでいませんか?

私は、第3回公認心理師試験で合格いましたが、両立にはずーっと葛藤しながら受験勉強してきました。

今回は、第5回公認心理師試験の受験生に向けて、両立についてお届けします!

「時間がない」という言い訳をしない

いきなりシビアな意見ですが、ホントのことです(笑)。

勉強する時間がない
両立ができない
仕事がいそがしい…etc.

公認心理師試験の受験勉強と仕事の両立はホントに大変ですが…合格した人たちも、ほとんど同じ状況でした。

それは…

フルタイムの仕事をしていても、していなくても。
子どもがいても、いなくても。
結婚していてもしていなくても。
介護が必要な人がいても、いなくても。
職場の人間関係ストレスが多くても、多くなくても…etc.

どんな立場の受験生でも、イロイロ抱えているのが当たり前です!

さらに、ヒマだから公認心理師試験の受験を決める人はいないはずです。
同時に、公認心理師試験に合格した人は、時間たっぷりだったから合格したのではありません。

だれもが、時間がない中で、勉強時間を工面して、どうにか勉強して合格しただけです。

ですから、受験勉強と仕事を両立するには「言い訳をしない!」を第一に心がけていきましょう!

勉強スケジュールより生活スケジュール

公認心理師試験の受験生の方からのご相談でよくあるのが、

「勉強スケジュールは立てましたか?」

です。

もちろん、勉強スケジュールを立てて勉強しました。

しかし、ホントに大切なのは勉強スケジュールよりも生活スケジュールです。

私の場合、公認心理師試験だけが理由ではないですが…2020年3月からカウンセリング日を週3日にすると公表しました。

そのため、カウンセリングがある日・カウンセリングが無い日は、生活スケジュールが異なります。

カウンセリングが無い日であっても、カウンセリング日に出来ない買い物などに行く用事があれば、勉強時間に多くの時間を割くことはできませんでした。

さらに、カウンセリング日を週3日限定にしようといきなり思いついたのではなく、かなり前から少しずつ考え、事前に告知して、さらに移行期間もあって…という段階を踏んでいます。

ですから、公認心理師試験の勉強スケジュールを立てる前には、生活スケジュールを見直すこと、生活の中で改善できることは段階をふんで改善していくことがとても大切です。

公認心理師試験の受験生には、「ながらアウトプット」がオススメ!

よくある勉強法は「聞き流し」「ながら聞き」などのインプットですが、私はあえてオススメしません。

私のオススメは、インプットではなく、「ながらアウトプット」です。

・歩きながら、ついさっき勉強したことを思い出してみる
・目に留まったものから、連想した用語を思い浮かべてみる
・「公認心理師法の第●条」を言ってみよう…etc.

声に出せる状況であれば声に出すほうが効果的ですが、声に出すことがムリでも「思い出す」ことはとても大切です。

暗記モノについては「覚えられない…」という声がよくありますが、暗記で大切なのは「覚えること」よりも「思い出すこと」ですよね?

公認心理師試験の当日、「思い出せるかどうか」だけが、公認心理師試験の合格/不合格を左右するのですから。

さらに、記憶は思い出すこと=想起した時に定着すると言われています。

ですから、暗記モノこそアウトプットが大切なのです!

ながら聞きではなく、ながらアウトプット。
移動中でもできますので、ぜひ取り入れてみてください♪

暗記がニガテな受験生には、こちらもオススメです!