【公認心理師の上級資格】開業には不要です!

【朗報】公認心理師を取得した後、さらに上級資格を取ろうと思っている方へ

公認心理師・中村綾子です。
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公認心理師の学会で上級資格ができるか否か…という話題が、結構前からありますよね。

開業相談でも、

・先生は取りますか?
・上級資格を取ったほうが、やっぱりメリットが大きいですか?
・他に何を勉強すればいいですか?

というご相談が後を絶ちませんw

いきなり結論ですが…

開業に公認心理師の上級資格は不要です!

私は公認心理師系の学会に所属する予定もないですし、上級資格を取ることも考えていません。

開業相談の際に、ご相談・ご質問いただくときも同じ考えをお伝えしています。

理由は以下の2つです。

理由1:「公認心理師」という資格さえ認知されていない

公認心理師を取得した多くの方は、

・職場に公認心理師がいる
・公認心理師試験の受験仲間がいる
・「公認心理師を取ってみたら?」と勧めてくれた人がいる

という環境だと思います。

こうした環境にいると、公認心理師という資格をあたかも多くの人が知っているような感覚に陥りがちですが…

実際は、公認心理師は一般的な人には全然知られていません。

・公認心理師って何?
・臨床心理士と違うの?
・臨床心理士って、国家資格じゃなかったの!?

という反応が多いです。

「公認心理師」さえ知られていないのですから、さらに上のニッチな資格をとっても誰にもわからない…という事態になりかねません(^^;)

理由2:開業するなら、開業のための勉強をしよう

少なくとも開業という文脈で考えるなら…ですが、

・臨床心理士
・公認心理師

という2つのうちどちらか1つがあればOKだと思っています。

その上で開業を目指すなら、開業するための勉強に多くの時間とお金を投資していきましょう!

・ブログの書き方を学ぶ
・専門性を決める
・自分の「見た目」を変える⇒参考動画
・開業コンサルを受ける
・カウンセリングの訓練を受ける…etc.

開業のための勉強って、本当にたくさんありますよね。

開業をめざす方にオススメの本

開業したいけれど何から始めればいいか分からない…という方は、身近に開業しているカウンセラーがいない場合がほとんどです。

ですから、開業してどんな生活になるのか、どんなふうに仕事をしているのかあまり想像がつかないかもしれません。

そんな時は、まず本で学んでみましょう!

『カウンセリング開業のリアル』、目次はこちらからご覧いただけます。