努力だけ…私も学生時代そういう人間でしたね。自戒の念を込めてブログを書きます。
自称「扇形の原理」も初公開です(笑)。
公認心理師・中村綾子です。
開業10年目です。
開業は頑張れば上手くいくのか?
私は「扇形の原理」として、開業相談などではお伝えしていますが…
スタート時点では、間違った方向に進んでいることに気づきにくいです。
理由は、最初の一歩はわずかなズレだから。
そして「前に進んでいること」が、周りの人から評価されやすいから。
扇形の最初は、ほんのわずかな違いですよね。
ちょっと右に行くのか
ちょっと左に行くのか。
でも、そのままずーっと「前進」してしまうと、自分が本来目指していたゴールとは全然ちがう場所にたどり着いたしまうかもしれません。
ですから、頑張ること自体よりも、ただしい頑張り方を。
自分だけで頑張ることよりも、客観的なアドバイスを。
大切なのは、スタート前からゴールを定めることだと思います。
ゴールを定めて、
・どんなツールで
・どれくらいのスピードで
・どれくらいの頻度で
進んでいくか?を話し合いながら歩んでいくことではないでしょうか?
一歩一歩着実に。
カウンセリング開業に限らずいえることですが、初心者の方こそ手取り足取りサポートを受けることが大切です。
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カウンセリングの「売り方」を意識する
一生懸命に頑張れば上手くいく…という考え方の場合、とにかく「やる」だけになりがちです。
しかし、少なくともカウンセリング開業の場合は、
・専門性
・商品
の2つが、「はじめての人にも分かりやすいこと」が売れる売れないに直結します。
私が繰り返しお伝えしているのは、開業3ステップです。
(1)●●専門カウンセラーと名乗ろう
(2)商品を作ろう(単発/継続コース)
(3)情報発信をしよう
これらに3ステップについては、こちらの本もご参考にしていただければ幸いです。
『公認心理師開業のための3ステップ』
開業当初を振り返って思うのは、最初から継続コースを作ってよかった、ということです。
実は、私自身も「クライアント様からのご要望があったら…」「もっと軌道に乗ってから…」という気持ちで、最初から継続コースを作ることに抵抗がありました。
やっぱり、お金をもらうことへの抵抗でもありましたし、クライアント様がまったくいない状態からのスタートでしたので、「そんな大それたことを、自分がしてもいいんだろうか?」という戸惑いが大きかったです。
しかし、「売り方」というのは、「こんな商品があります」と見せることが第一歩だと今ならわかります。
極論を言えば、売れても売れなくても、どっちでもいいのです。
でも、「こんな商品があります」と見せておくことで、だれかの目に留まるかもしれませんし、別の商品が売れるかもしれないからです。
カウンセラーは「売る」ことに抵抗を抱きやすい
心理学よりもビジネスの勉強が大切、とお伝えしていますが、勉強熱心なカウンセラーこそ「売る」ということに抵抗が大きいようです。
私自身も大学院で学んできましたが
・クライアント様の中に答がある
・傾聴
・言葉からこぼれ落ちる想いに寄り添う…etc.
といった言葉を繰り返し繰り返し聞いていると、「悩んでいる人からお金をもらうなんて」という気持ちに陥りやすいです。
しかし、勤務しているカウンセラーと開業して食べていくカウンセラーは、働き方がまったく異なります。
売れなければ、食べていけません。
そこはハッキリ自覚していきましょう。
また、「売る」ということは、押し売りではありません。
特にネットを中心とした仕事をしていく場合、上記のように「こんな商品があります」とお知らせ・ご案内していくことがメインになります。
お知らせする
ご案内する
ご紹介する
「売る」という言葉に抵抗がある場合は、とりあえずこうした言葉に置き換えて「売る」ことに慣れていくのがいいかもしれません。
こちらの記事もおすすめです(「オススメ」という言葉もその1つですね(笑))
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