【摂食障害】姉が拒食症、弟がひきこもりは、よくあるの?

姉妹・兄弟で摂食障害や不登校になることがよくあります。ご家族としては「なんで我が家ばっかり」と感じるかもしれませんが、その理由を考えていきましょう。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

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全国でココだけ!
国家資格・公認心理師を持つ、摂食障害専門カウンセラーです。
プロフィール

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お姉ちゃんの拒食症が治ったと思ったら、妹のほうがが発症したり。
摂食障害の姉と、ひきこもりの弟だったり・・・etc.

「姉妹・兄弟共に病気」というご家庭が、実はたくさんいらっしゃいます。
大抵の場合、時間差が数年単位であります。

摂食障害が兄弟・姉妹で続く理由、ご存知ですか?

理由はとても簡単です。
ガマンしているから、です。

例として、

姉:中1で拒食症を発症
弟:小学6年生

とします。

仮に、お姉ちゃんのほうが、摂食障害(拒食症)の回復に6年間かかったとします。その6年間という時間は、弟のほうが「ガマンしいている時期」なのです。

・両親がお姉ちゃんに振り回されている様子

・優等生だった「自慢のお姉ちゃん」が変貌していく姿

・お母さんとお姉ちゃんがベッタリくっついている中、甘えられない自分

・「病気だから」と何でも買ってもらえるお姉ちゃんと、おこずかい制の自分

・摂食障害病院通いのために、ひとりぼっちの時間…etc.

こんなふうに、弟のほうは「見た目元気」の状態で学校生活を送っていた場合でも、ガマンし続けていることとが多いです。

摂食障害の回復後のタイミングで、もう一人が発症したり不登校になったりするのか?

ほとんどのケースで、時間差があります。

ひとりめの摂食障害が「ほぼ終わった」タイミングでもう一人が摂食障害/うつなどを発症したり、不登校/ひきこもりになったりします。

理由は、2つ。

・家族がゆるむから

・(弟にとって)症状を出してもいいタイミングがようやく訪れたから

ゆるむことがダメなのではありません。むしろ、ひとりめの摂食障害が続く中、緊張感いっぱいだった状態の反動でもあります。

弟のほうのガマンの限界にきたというより、ようやく自分もツライと言っていいんだ…と許されるような感覚かもしれません。

姉妹・兄弟で摂食障害/不登校を連鎖させないためにできること

ひとことで言うなら、早く治ることです
コレに尽きます。

ひとりめの摂食障害が早く回復すれば、当然ふたりめ(この場合、弟)がガマンを強いられている時期が短くて済みます。

問題が起こる可能性がゼロとは言えませんが、それでもリスクを軽減させることにはつながるはずです。

摂食障害の回復は発症から1年がカギです。

私は摂食障害専門カウンセラーとして開業して10年目ですが、さまざな摂食障害の経歴をお持ちのご本人様・お母様とお会いしています。

その経験から摂食障害の回復のカギは、

発症から1年未満でカウンセリングをスタートしていること

だと考えます。

カウンセリング以外でも、

・お父様も摂食障害の勉強熱心

・早期に病院で身体の治療を受けて、体重を回復させる

・学校/親戚への理解など、環境調整にも積極的…etc.

など、家族一丸となって非常に早く熱心な行動をされているご家族は、本当に回復が早い印象です。

オンラインカウンセリングの傾向として、「スグ受講できる」ことが挙げられます。そのメリットを活かして、すぐ行動されるお母様方は、やはり摂食障害のお嬢様の回復も早いのです。

姉妹・兄弟で摂食障害/不登校を連鎖させないためにも、今すぐ相談してみませんか?

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当オフィスでは、開業当初からたくさんのお母様のカウンセリングを承っております。

・治り方についてモヤモヤしていましたが、話すと気持ちが整理される

・摂食障害の治療方針に迷っていたのがクリアになりました!

・娘と共依存になっていたことに気づけました。

といったお声を多くいただいております。

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