摂食障害専門カウンセラーの私が、拒食症時代に言われて嬉しかった言葉です。
写真はお気に入りのカフェ。こちらもこのご時世で、イートインなしに(涙)。
こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
私の摂食障害は
拒食症
↓
過食症・過食嘔吐
という流れですが…転院10回して計7年とムダに長くかかってしまった経歴を持ちます。
紆余曲折の7年間をひとことでまとめることが難しいので、1本の動画にまとめました。
⇒【動画】摂食障害の克服経験談
【拒食症】自己最低体重から、7㎏くらい増えた時
ここでは「+7kg」と記載しますが、私にとってはとてつもなく「太った身体」と思っていました。
リアルな体重数値はこちら↓↓↓
【電子書籍】摂食障害太ることがコワイあなたへ
高校時代の友人と会って、ランチして、買い物して…という日でした。
移動中、一緒にエスカレーターに乗りつつお喋りしている時、言ってくれたのが…
「あと5kg はいける」
でした(笑)。
実際の体重を伝えたわけではありません。
これまでどんな摂食障害の治療を受けてきたのか、詳細は知りません。
でも、高校時代の元気いっぱいだった私と、拒食から体重が増えつつある私。
この2つの私だけを知っている相手です。
「あと5kg」に根拠はありません。
証明するような、医学的データもありません。
しかし、
友人が
感覚的に
ハッキリと
言ってくれた
「あと5kgはいける」
という言葉は、とてもうれしかったです。
・そんなに太っていないかもしれない。
・太っているようには、他人からは見えないのかもしれない
・自分だけが、体重に悩んでいるのかなぁ…
という気持ちが、じんわり湧きました。
拒食症の治り方:対人関係の「根っこ」は家族関係
私自身は幸運にも、摂食障害の最中も学生時代からの友人とずーっと付き合いがありましたし、拒食・過食の症状も含めて、何もかも話せる相手でした。
しかし、摂食障害専門カウンセリングでお会いする方の中には、
・友人に摂食障害のことなんて言えない
・同世代の友達がいない
・そもそも、外に出たくない、人に見られたくない
という方が多いです。
対人関係は、スグに変わるものではありません。「根っこ」から見直すべき課題ではないでしょうか?
対人関係の「根っこ」は、やはりご家庭のコミュニケーションです。お母様が、摂食障害のお嬢様との接し方に悩んでいるなら、「お嬢様を変える方法」ではなく「コミュニケーションの取り方」を相談してみませんか?