私の過食嘔吐がはじまった「きっかけ」とは

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

私自身の摂食障害経験については、何度もブログ上で書いていますが、過食嘔吐だけをメインに取り上げて、改めて当時の様子をお届けします。

かなり長くなりますので、2つのブログ記事にします。

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拒食だけの時期 : 嘔吐するなんて、ぜったいイヤでした。

人生初の大学病院精神科の入院時、かなり疑われました。

「自分で吐いちゃうことは無いの?」

と、何度も質問されました。

ですが、当時の私は、ひたすら拒食のみ。
そのため、こうした追及されるような質問がとてもとても嫌でした。

そして、こう答えていました。

「自分で吐くなんて、ぜったい出来ません!」
「幼いころ、すごく吐きやすくて、吐くことが嫌で苦しかったから、自分で吐くなんてしません!」

実際、幼少期は、かなり少食な子どもでした^^;;

まわりの大人たちが「もっと食べなさい」と少しでも強制しようものなら、食べてもすぐに気持ち悪くなってしまう・・・という事が日常茶飯事でした。

さらに偏食もひどかったです^^;;

そのため、「嘔吐はイヤなもの」と、自分の中にしみこんでいました。。。

ネットから、過食嘔吐を学んでしまいました。

拒食症から過食がはじまるらしい。
過食になると、ものすごい量を食べるらしい。
過食したら、過食嘔吐をするらしい。
過食した後、下剤をつかう人が多いらしい。

こうした情報を、ネット検索により、学習してしまっていました。。。

なので、順番通り・きっちりという性格も重なって、学習した過食嘔吐を順番通りにやってしまったのです・・・。

拒食から過食がはじまったのは、衝動的で自分でも止められませんでした。
でも、過食嘔吐は、「吐くものらしい」というネット情報により、実行してしまったのです。。。

過食嘔吐時代の様子

過食嘔吐すると言っても、連日過食嘔吐がつづくことは、ほとんどありませんでした。

ふだん、かなり制限したヘルシー食で、それが爆発すると過食だったり、過食嘔吐だったり。。。

過食嘔吐は、身体がだるくなるので、1度過食嘔吐があると、数日は間が空いていたように思います。

◆過食嘔吐が始まったばかりの頃

「食べたい!」と「吐きたい!」のちがいが、自分の中で分かっていなかったように思います。

◆吐くのはダメなこと

これは、ずーっと思っていました。
ダメなこと
身体もツライ
でも過食嘔吐してしまう。

そんな気持ちだったと思います。

◆過食嘔吐にもルールがありました。

外では、ぜったい過食嘔吐しない。

音でバレたら、大変!
トイレが汚れていたら、こまる!
嘔吐したあと、人に顔を見られたら、どうしよう!?

そんな気持ちで、自分で決めていました。

外では、過食嘔吐しない。

約7年間の摂食障害の中で、1回ルールをやぶってしまったことがあります。

それは、、、
大学院時代の真夏。
3日間の集中講座でした。

どーしても行きたくない授業でした。
でも登録した以上、行かないといけない。

行きたくない
行かないといけない。

葛藤の中、初日は出席ならず。
単位には、2/3以上の出席が必須でした。
つまり、2日目からはぜったいに休めない。

行きたくない気持ちを引きずりながら、2日目に出席。

でも、真夏なので、登校するだけで、身体がしんどい。
教室は人が多くて、ぎゅうぎゅう詰め。
授業も全然集中できない。。。

そんな状態でいたたまれなくなってしまいました。

退席。
向かった先は、生協(売店)。

菓子パンを2つ買って、生協の目の前のベンチで詰め込んで、、、

生協のトイレに入って、一気に嘔吐。。。。。

最低。
最低。
最低。

ぜったいに、外では嘔吐しないって決めていたのに、こんな形で、嘔吐している自分。

行きたくないと思いながらも、やっと登校したのに、結局、最後まで授業受けず、単位が取れない自分。

暑くてたまらない日に、外で一体何やっているんだろう。。。

呆然とした気持ちのまま、泣きながら家に電話したように記憶しています。

◆過食嘔吐のあと、どう過ごしていたか?

身体がぐったりした記憶はあります。
でもそれ以上、なぜか覚えていません。

過食嘔吐は、夜が多かったので、ぐったりしたまま寝落ちしたのかもしれません。

◆過食嘔吐をしている最中の気持ち


心の叫び。

こんな自分嫌だ!
だれも分かってくれない!
もぉ、どうなってもいい!

そんな気持ちを感じながら、トイレに向かっていました。

こうした気持ちを、ことばに出すことは、もちろんありました。
言葉にしても、分かってもらえなかったり、期待した反応をもらえなかったり。
そんな時、過食嘔吐に走るのでした。。。

そして、過食嘔吐が原因で、大量吐血や逆流性食道炎で入院!?という事態にもなりました。
そんな事態に陥っても、全然やめられなかった過食嘔吐。

その後、過食嘔吐を「がんばって」辞めていた時期があります。
さらに、いろんな気持ちから、過食嘔吐をしたい!という衝動が起こらなくなっていきました。

この続きは、明日のブログにてお届けします。

こちらの記事も参考にどうぞ^^
【過食症】回復した人のストレス発散法は?