【第4回公認心理師試験】心理検査のカットオフ値をどこまで覚えるか?


第5回公認心理師試験まで、あと約1ヶ月半くらいですね。
心理検査どうしよう…と頭を悩ませていませんか?

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*この記事は一部追記しています(2022.5月下旬)
公認心理師/公認心理師受験生のためのキャリア相談、受付中です!(2022.9月追記)

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公認心理師・中村綾子です(登録証はこちら)。

私自身も公認心理師試験の受験勉強時にすっごく悩んできましたが…心理検査は、ほんとにホントに悩ましいですよね。。。

・対象年齢
・何を測定するか
・カットオフ値
・面接
・記入式
・親子orひとり…etc.

覚えることは山のようにあって、それぞれの心理検査の取り方で例外もあって、一体どこからどこまで覚えたらいいのか…と、もぉ投げ出したくなりますね(^^;

きっと多くの受験生が同じ想いのようです。

その証拠(?)に、こちらの記事が、異様なアクセス件数を誇っております(笑)→「【公認心理師の受験勉強】心理検査の勉強法、年齢の覚え方

上記のブログ記事は、2020年6月に投稿したブログ記事をそのまま掲載しています。

つまり、受験前に勉強しながら書いたものでした。

そこで今回のブログ記事では、公認心理師試験に合格した後の立場として、オススメの方法をお届けします!

資格を取るか否かを迷っている方も、どうぞ↓↓↓

公認心理師試験:カットオフ値の理想的な勉強

カットオフ値の理想的な勉強としては…

もちろん…

覚えられるなら…

何から何までぜーーーんぶ覚える!

です。

それが出来ないから悩んでいるのに…という声が聞こえてきそうですが、理想の理想の勉強法は「ぜんぶ覚える」に尽きます。

理由は、公認心理師試験では何が問われるか分からないからです。

実際、第3回公認心理師試験では、Vineland-2 の下位領域のv評価点が出題されています(問72)。

Vineland-2は、出題されるかも!?という情報はあったものの、正直、下位領域なんて全然勉強していなかったです(><)

ここでも、公認心理師試験の「傾向と対策」と言われるものを鵜呑みにしてはいけない、ということが言えそうです(こちらの本に詳しく書いています)。

公認心理師試験:心理検査は、年齢&測定しているものを優先的に覚えよう

心理検査は、どれがどんなふうに出題されるんだろう??と考えると、ホント怖くなりますよね(涙)。

その気持ちも、受験をしてきた身としては充分わかるのですが…

カットオフ値は、一応見ておいても全部暗記するのはムリと思ったら、

・対象年齢
・何を測定しているのか

を優先的に覚えることをオススメします。

この「何を測定しているのか」は、なんだか当たり前すぎるように聞こえますが…

あまりに膨大な数の心理検査と向きあっていると、こうした基本的なことが抜け落ちてしまいます…

例えば、●●症のスクリーニング検査なのか、それとも重症度を判別する検査なのか。

この違いも結構大切かと思います。

公認心理師試験:心理検査のアルファベット表記、慣れましたか?

コレ、英単語テストのように繰り返して瞬間的に出るようにしておいた方がイイです。

たとえば、

(1)BDI-2
(2)BGT
(3)BADS

は、何の略かわかりますか?

*イヤな質問ですよね(笑)。ぜんぶBではじまる(笑)。

(1)BDI-2:ベック抑うつ質問票
(2)BGT:ベンダーゲシュタルトテスト
(3)BADS:遂行機能障害症候群の行動評価

という答が、公認心理師試験の本番では瞬間的に頭にうかぶ必要があります。

*合格した後の私は、手元に心理学手帳を開きながらこのブログを書いていますが(笑)。

ホント、こうしたアルファベットの略を覚えるだけでも大変で、気が狂いそうになるのですが…

心理検査だけに勉強時間を割きすぎないことも、同時に大切です。

公認心理師試験は、本番がすべてです!
覚えていても覚えていなくても、本番に他の情報からカンが働いたり、なんとなくでも正解できればいいのですから!

資格を取るか否かを迷っている方も、どうぞ↓↓↓

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