回復1歩目は、「摂食障害だと生活が上手くいかない現実」を痛感すること!

*フェリーに乗る前、バスの中から撮影^^

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害の回復の第一歩は、
今の現実を知ること・認めること。

一般的には、

病識がある
病気を受け入れる。

という言葉で表現されがちですが・・・

ここでいう「現実を受け入れる」とは、ちょっと異なります。

摂食障害だと、こんなに上手くいかないんだ・・・という現実にぶつかる経験をして、心底「摂食障害の自分を変えないといけないんだ」と腑に落ちることです。

私が最近直面した現実:英語ができない(笑)

現実にぶつかることがスタートで、落ち込んでいる場合じゃない!

これは自戒を込めて書いていますが(笑)、先日のカナダ旅で英語が出来ない、って気づいたわけです。

あなたの言っていることが、分からないわ

今回のカナダ旅で、何度この言葉を言われたことでしょうか。。。

過去の経歴なんて、改めて書くことは不要でしょうが、私は17歳から23歳までカナダ単身留学をしていました。

カナダ・ビクトリア大学を2005年に卒業しています。

でも、13年半、カナダからも英語からも完全に離れた生活をしていたら、英語は消えてしまったようです。。。

危険レべルです。
本当、ヤバイ。。。

そこで、「あ~、どうしよう」とひたすら落ち込んで月日を過ごすのもアリですが。。。
それだと一向に英語の進歩はないわけです。

だから、現実への直面から、「その後の行動」がとっても大事。

私がまず取り組んだのは、

・英語の多動力(堀江貴文著)を読む
・アプリ「英語一日一言」で毎日英語に触れる

です。

もう少ししたら、英語のオンラインレッスンを受けようと思っています。

摂食障害の現実にぶつかった後、取り組むこと

繰り返しになりますが・・・
摂食障害の回復で、ぜったい必要なのは「相性のいい治療者と出会うこと」です。

そして、出会ったら、摂食障害の卒業まで、ずーーーっと継続してください。
もしかしたら、あなたが想像しているより長い時間が必要になるかもしれません。

でも1度辞めたら、すべては振り出しに戻るのです。

転院は、信頼関係を作るという意味で、まさに毎回振り出しに戻っているのです。

私は転院10回なので、10回も再スタートをしてきたのです。
ホント無駄に時間を使いました。時間こそ、取り返しのつかない浪費でした。

時は金なり。

古くから言われていることは、本当です。

今、あなたが20歳なら、20歳という時間は、将来どんなに頑張ってもぜったいに取り返すことは出来ません。

でも、使ったお金は、あなたが元気になって仕事をすれば、いつか貯められるかもしれません。

そして、「時=金」以上に私が痛感すること。

それは、身体の老化。

摂食障害の年数が長い = 年齢も重ねていく

摂食障害の年数が長い = 身体が摂食障害に慣れ過ぎてしまう

摂食障害の年数が長い = 摂食障害の思考回路が染みついてしまう

といういくつものデメリットが挙げられます。

だからこそ、1日でも早く、「相性の良い治療者」と出会ってください。
そして、1日も早く、摂食障害から卒業してください。

相性のいい治療者と出会ったとき、きっとあなたはこう感じるはずです。