摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
最近、カウンセリングオフィスのスリッパを新しくしました。
なんとなく、薄汚れているような
なんとなく、イマイチの見た目のような・・・
「替えたい!」と思い立って
休日に買いにいきました。
スリッパを替える・替えないは、
ホントはどっちでもいいことかもしれません。
「◯ヶ月に1回、替えなければいけない」というルールはありません。
真っ黒になるほど汚れていたわけでもありません。
使い過ぎで、穴が空いていたわけでもありません。
「替えたほうがいい」と誰かに言われたわけでもありません。
でも、
私が替えたい!と思って、
「替える」という行動をしたのです。
結局、やりたいか、やりたくないか。
ただ、それだけ。
「やりたい」を選んで、
スリッパに少しばかりの投資をして、
スリッパを替えてみたら・・・
気分が変わる!
やる気が出る!
クライアント様からも喜ばれる!
そんな「いいこと」がいっぱい起こりました。
すべては、私のためでした^^
もし、「替えなければいけない」という縛りのもと、
スリッパを買い替えていたら、同じ現象は起こらなかったと思うのです。
摂食障害カウンセリングで、とてもとてもよくあるのが、
「◯◯したほうがいいですか?」
「コレやったら、必ず◯◯<結果>になるんですか?」
という声です。
いいか・悪いか
やるべきか・やらないべきか
過程よりも、結果ありき・・・
だから、上手くいかないのです。
それが見えているから、私は多くの場合、こう返します。
「で??どうしたいの?」
たとえ、私の中にオススメの方法があったとしても、
意図的に提案を控えることさえあります。
「やりたい」が伴わない限り、
行動だけをしても、上手くいかないからです。
むしろ、「言われからやったのに」という気持ちが生まれたり、
「やったのに、上手くいかない!」と長続きしなかったり、
すぐに「次、どうしたらいいですか?」と聞きに来たり・・・
そんなことが目に見えているからです。
上記の例のスリッパの通り、
大抵のことに、ルールはありません。
やっても、やらなくてもいいし、
やらなくても、他の人は困らないし、
やっても、すぐに結果が出るとも限らないし、
だから、あなた自身が、「やりたい!」と心から思える行動しか、
いい変化にはつながらないのです。