2020年第3回公認心理師試験をGルートで受験しました(合格しました!)
試験の感想は、こちら。
こんにちは。
カウンセラー中村綾子です。
私自身もGルート受験の情報を探すのに四苦八苦してきましたので、出来る限り回答していきたいと思っています。
*追記*
公認心理師試験に一発合格した経験を活かし、受験生の方からのご相談を承っております。
仕事と勉強の両立方法やモチベーション維持について、個別にご相談したい方は、こちらで承っております。
ご質問:Gルート受験の提出書類について
ご質問いただきまして、ありがとうございます。
以下の記載いたします。
こんにちは。はじめまして。
公認心理師試験Gルート受験についての記事を拝見しました。
そこで質問があるのですが、
私は、NPOのボランティアで活動をしています。ちょうど5年ほど経ちます。
NPOの理事長には、定款の用意と実務経歴書にサインをしてもらおうと思っているのですが、ア〜コのうち他にも用意しておいたほうが良いものはあるのでしょうか?
受験資格がもらえるのか不安なのでお尋ねしました。
ホント、不安ですよね。。。
受験資格が認められるまでが、第1関門と感じていました。
私的には3つの関門と思っているのですが、この話は後ほど。。。
Gルート受験:書類はできる限り沢山集めよう!
ご質問をくださった方の「ア~コ」をまず、解説します。
受験の手引きに記載されている「実務経験を客観的に証明する書類等」(P21)は、以下の通りです。
ほぼそのまま書き写します。
ア:会社・法人登録簿謄本
イ:税務署の受付印のある開業届の控え
ウ:自治体又は他法人等との事業委託書や契約書
エ:法人税・事業税、所得税確定申告書
オ:雇用契約書や委任状
カ:公的機関が発行した登録証又は認定証
キ:定款
ク:年金の記録に関する書類
ヶ:雇用保険の記録に関する書類
コ:その他「実務経験の確認に必要な内容」が確認できる書類
この中から1つだけでイイという意味ではなく、「出来るだけ確実に受験資格が認められるように」、出来る限りたくさん、とにかく沢山提出することをオススメします!
私の場合は、ほんとう分厚い書類になってしまい、専用の封筒が破れたらどうしよう、配送中に雨でぬれて中身が出たらどうしよう・・・といろーーんな心配をしていました(笑)。
第1回公認心理師試験と比べれば、いろんな面でかなり改善されていると思いますが・・・第1回の時はベテランの先生でも「受験資格なし」になり、すぐには書類の再提出も認められなかった・・・という話をどこかで聞いたことがあります。
さらに再提出した後に時間がかかり、受験票が届いたのが受験日のほんの数日前だったとか(これはさらに別の先生の話です)。
そんなピンチに陥ったら、私は受験どころでは無くなってしまう・・・と思いまして、とにかく準備だけは完ぺきに!と必死でした。
私が実際に提出した書類一覧
まず、自分が用意できそうなモノを書き出します。
上記のア~コと対比させます。
それらをエクセルで一覧表を作り、準備できたかどうか、不足がないかのチェックにつかいました。
この方法は、オススメです。
では、実際に私が提出した書類を改めてご紹介します。
◆イ:税務署の受付印のある開業届の控え
開業した時に出してありましたので、こちらを準備しました。
でも手元に見当たらず、再度税務署に出向き、開示請求をしました。
◆エ:法人税・事業税、所得税確定申告書
私が受験した第3回公認心理師試験の時は、受験申請の受付が2020年3月9日でしたので、直前のものを出すか、それとも前年の物を出すか迷いました。
事前に担当の税理士さんに連絡を取り、今回は早めに確定申告の手続きをしていただく、ということをお願いできました。
そのため、過去5年分は、以下の通りです。
年月は、確定申告した時を記載しています。
2016年3月
2017年3月
2018年3月
2019年3月
2020年3月
◆カ:公的機関が発行した登録証又は認定証
1.カウンセリング学会会員証のコピー
2.準認定カウンセラー認定証のコピー
3.日本心理臨床学会・会員証のコピー
◆ク:年金の記録に関する書類
私の場合、担当税理士さんが作ってくださる確定申告書の書類一式の中に、年金の記録(?)も入っていました。
これを一緒に提出しました。
◆コ:その他「実務経験に必要な内容」が確認できる書類
1.このHPのプリントアウト
2.名刺コピー
実際の送付状は、こちら!
繰り返しになりますが・・第1回目の時は、Gルートの受験資格が認められることがとても大変だったようです。
そのため、再提出の意志もあることを示していくことが大事!という情報を、どこかのサイトで見つけました。
私がとても気を使ったのが、送付状です。
上記の写真が、ほぼ実物のままです(もちろん、住所などの個人情報は伏せてありますが^^;;
大切なのは、
(1)連絡先をハッキリ書く
(2)再提出の意志があることを伝える
(3)同封書類を明記する
という3つだと思います。
今から振り返ると「ご案内」という言葉は、はたして適切だったのかどうか・・・このブログのために上記の画像を作っていて、ふと思いました。まぁ、とりあえず受験資格は認められるだけには役立ったかと思っています^^
・・・
今回は、ブログ読者様からいただきましたご質問に回答させていただきました。
イチ個人の見解であることを予めご了承ください。
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